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カテゴリ:音楽あれこれ
小学生の頃、病院にお見舞いに行くのによく大阪の梅田に行っていた。地下街を通って堂島の方へ向かって中之島にある病院に行行っていた。
堂島の地下街は、小学校の5年生にとっては、とっても華やかで刺激的だった。 4年生の頃に始めて聴いたダイアナ・ロス&シュープリームスのLove Childというアルバムのジャケットがカッコ良くて、堂島の地下街にあるレコード屋でそのジャケットを探していると、ラテン系のレコードのナイスボディのお姉さんが写っているジャケットに目が釘付けになった。 それからというもの、その地下街を通ると必ずレコード屋によってラテン系やサントラのレコードジャケットを順番にドキドキしながら見ていた。 そんな経験と関係があるかどうか分からないのだけれど、その後もジャケットでレコードを選ぶようになった気がする。 そもそも、今のようにレコードを試聴出来たり、ネットで情報を得るなんて出来ない時代だったので、聴いた事のないレコードを買うときは、かなりの駆け引きが必要だった。FMラジオが開局になったかどうかと言う頃なので、AMラジオぐらいしか情報はないので、流行っている曲しか分からないのが現実だった。 そこで、いいレコードは、カッコいいジャケット、もしくは、何か惹かれるところがある、又は、もちろん単純に色っぽいジャケットに惹かれる事が多いのだ。 そんな時、出会った心惹かれる(ドキドキする)ジャケットで選んだレコードがこれだ。 好きだったジェームス・テイラーと付き合っているぐらいは知っていたが、曲は聴いた事がなかった。「うつろな恋」は、まだ流行ってなかった時だったけど、迷わず買った。レコードの値段は、40年前の中学生のときも今と同じぐらいの価格だったので、レコードを買うこと自体が大きな買物だった時代だった。 このアルバムは、1曲目からギターの澄んだ音で始まるところ10秒でお気に入りになった。ミック・ジャガーがバッキングボーカルで参加している「うつろな恋」は、もちろん、アルバム全体の曲も構成もいい感じの1枚です。
そして、もうひとつ。 初めて音楽を聴いて涙をながした1枚が、キャロル・キングの「つづれおり」これも中学生の頃買った、お気にいいのレコード。「ラブソングのつづれおり」と勝手にサブタイトルを付けていた1枚。 このアルバムに影響を受けたアーティストも多いと思う。とても素敵なアルバムです。
そして、今でも好きなアーティスト、ニール・ヤングの「ハーベスト」。 元々は、中1の夏休みに、6回か7回も見た映画「小さな恋のメロディ」のエンディングで流れていたCSN&Yが好きになり、そのメンバーのニール・ヤングのソロの3枚目のアルバムだった。録音時の雰囲気迄収録されたような、ちょっと泥臭い感じのアルバム構成がとっても好きで、毎日のように聴いたアルバム。 彼のアルバムは、今でも気になって買ってしまう程気に入っているアーティストだ。 自伝にも書いているように、音質にもこだわっているアーティストなので、それも好きな要素のひとつだと思う。
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Last updated
January 13, 2014 01:25:06 AM
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