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テーマ:Macの総合情報(540)
カテゴリ:日々のあれこれ
2003年からMacOSXServerで運用していたWebサーバのシャットダウンしました。 自宅サーバのメリットも無くなって、というかコストがかかりすぎるのと、通信環境をヴァージョンアップできないというデメリットにより、レンタルサーバーに移行する運びとなりました。 自宅サーバの始まりは、1998年からMacのLC475でドメインネームサーバを立ち上げ、Webサーバーは、4万で買ったマック互換機(台湾製)が始まり。 福井県立大学の田中先生のサイトで情報を収集しつつ、英語の文献とにらめっこしながらDNSやメールサーバを立ち上げたのも楽しい経験でした。 その後、古いPCにFreeBSDを入れて、実験用Webサーバーを立ち上げました。 Window System や、使わないシステムは、出来るだけ省いてインストールして、フロッピーディスク1枚に入るぐらいの、シンプルで軽量なOSシステムでの運営を開始。 UNIXのCUI(文字入力インターフェース)には、なかなか慣れなかったのだけれど、エディターによっては、それを補完する仕組みがあったので使いやすかった。 Apache HTTP Server(webサーバ)の設定には、結構苦労したけれど、おかげでwebの仕組みが理解できるようにもなったので、面白みもありました。 サーバを立ち上げるのに必要だったルーターの設定、DNS(ドメインネームサーバ)の設定などでも苦労したけれど、そのとき使っていたYAMAHAのルーターのサポートの方に、本当に親切に教えてもらって、なんとかサーバ環境を作ることが出来たのを思い出している。 本来なら、DNSの設定は、ルーターの会社のサポート圏外だと思うのだけど、何ども何ども設定を組み替えてくれて、疑問にも答えてもらえて、とっても頼もしい方々でした。 今更ながらにも改めて、お礼と心からの感謝を贈ります。ありがとうございました。 YAMAHAのルーターもメンテナンスとトラブルに備えて、同じ機種を2台買って運用していましたが、15年以上たつが未だに何のトラブルもなく使えています。 サーバを運用していて厄介なのが、不法なアタックに見舞われること。最初は韓国からのアタックが多かったのだが、すぐに中国からのアタックがそれを大幅に超える量になる。 1時間に2千回を超えるアタックに見舞われることもある。 Logを確認すると、その殆どがWindowsサーバを狙った攻撃だった。 管理が大変なのもあるので、 Webサーバは、PowerMacG4にMacOSXServerをインストールしたものに入れ替えて、運用を始めた。 設定も管理も格段に簡単。そして、MacOSXは、OSの根っ子にはBSD由来のUNIXが動いているので、CUIでコマンド制御することもできる。 そして、比較的セキュリティも高い。 最終的には、G4のCUBEというマックでDNSサーバとメールサーバ、G4のPowerMacでWebサーバの構成で12年も故障なく運営できました。Webサーバは、システム用のHDとWebデータ用のHDを2台でRaidを組んでの運用でした。 システムとデータは、定期的にフルバックアップを取っていましたが、ハードウェア的なトラブルは一切なかったです。 システムダウンは、DNSが強烈なアタックを受けてたまに止まりましたが、2台のサーバは、12年間24時間稼働ということは、10万5千時間以上稼働していたことになる。 結論、Macは、丈夫だね。 もう少ししたら、DNSとメールサーバの稼働しているマシンも停止させる予定です。 長いことありがとう! 今サーバ管理をするなら、このルータかな? もうしないけどね(^_^)
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Last updated
December 12, 2015 01:24:15 AM
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