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テーマ:政治・社会問題(3026)
カテゴリ:日本のあれこれ
今回の吉本興業の問題に関して感じることは、昔からのしがらみが、 表立って見えない状態で、根っこの部分で続いているんだという実感です。 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190722-00010016-abema-ent 昔、40年程前に芝居と歌謡ショーの地方巡業のバイトで中国地方、九州北部へ行った時は、現地の興行主は100%に近い状態で○○組が仕切っていた。表向きは、○○興業という社名でした。 大手芸能事務所も殆どが地方の仕事の現場の仕切りは、○○興業という会社(組織)が担っていた。 しかし、仕事として何の問題もなく行われていた。 宴会なども催され、ボクは、一番下っ端だったからか、一番若かったからか、いつも親分の隣に座らされていたので、色んな場面で、その繋がりを肌で感じた。 そういう世界だった。 時々、そのあたりの事が見え隠れする事件もあったけど、メディアもそれ程深く掘り下げることもなかった。それは、今でも暗黙の了解で潜んでいたのかもしれないね。 これは、明らかに末端の芸人やタレントだけの問題じゃないんだ。 責任は、芸人(会社にとっての商品)に問題があるんじゃなく、会社にあるんだという、ごく当たり前のことが、わからなくなりつつある現象がはびこっているということだ。 今の社会の歪みは、当たり前のことや本音や現実から目を背け、主義主張を盲信して責任を他者になすりつけようとしてきた事にあるんだと思う。 行き過ぎたポリティカルコレクトネスは、社会の歪みを闇の世界に押し隠してしまうってことと同じなんじゃないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 22, 2019 05:08:04 PM
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