【大阪】心を育てる＜子育てコーチング＞　

先日、西宮市立鳴尾東幼稚園で人権教育学習のお仕事でした。
いつものごとく写真を撮り忘れ、これ幼稚園のHPから。



玄関を入るとお芋掘りしたお芋さんがずらりと並べられていました。
年中さん、年長さん６０名の幼稚園です。
３０名のお母さんが忙しい中集まってくださって午前中の１時間半
お話をさせていただきました。

企画してくださったKさんとYさん
明るくて笑顔がすてきなおふたりです。
今年の西宮市主催の人権問題学習会に参加されていて
ご縁をいただきました。

音羽副園長先生・・
「レジメをみて、私も本当は聴きたかったんです！
でも保育の手が足りなくて・・残念です」
レジメで送った心の基本的人権の用紙を
机の前に貼ってくださっているそうです。

自分を大切にすることが人を大切にすることの基本だという
ことをベースに自分のこと、子どもの事、社会の事を考える
ワークショップ。

私たちのしんどさの根源は競争社会での比較・評価・判断からきています。
そのことが人がそれぞれに自分らしく生きれなくしています。
そして、その競争に乗れない人を差別し、人権問題にしている。
そういう社会の仕組みと心の仕組みを紐解いて
自分の問題が自分個人の問題じゃないよって伝えたい。
社会構造がしんどいから、私たちがしんどいんだって。
わたしのせいじゃない～～私が悪いんじゃない～～って自覚して
それでもこんなにそこで頑張っている私を抱きしめる。

このレジメをつくっていて、子どもたちが幼稚園の頃のことを
振り返った・・・夫は出張が多く知らない土地での子育て
転勤族で２年に一度の転勤。見知らぬ土地での出産。
まんなかの長男は３年間で３つの幼稚園に転園しました。
長女も同じく小学校を３回転校・・
北九州から大阪へ来た時は、とある事情で春休み中に
急に動いたので、ちゃんとお友達にさよならも言えずじまいでした。
それから離婚もしたりして、子どもたちなりにも大変だったと思います。

あ～あの頃、ほんとうにしんどかったな・・って思います。
それでもえいっ！と踏ん張って強いふりをして子どもを抱きかかえ
私ががんばらなきゃって歩いてきたんだな～と思います。
その時には気づかなかったつらい気持ちが、今頃になって気がつき
自分を褒めてあげました。
その時にはそんな気持ちをいちいち感じている暇も余裕もないし
それを感じていては前にすすめなかったんだろうな・・と思います。

いつからでも遅くない・・・過去の自分の気持ちを丁寧に感じてあげること
それが自分を大切にすることでもあります。
そして、それが自分を好きになることにつながるんですね