カテゴリ:お出かけ
昨日は、夫の誕生日
本来なら、69歳になるはずだった ・・・とはいえ、誕生した日には違いないので、 お祝いならぬ記念に、私の中の夫と共に、映画を見に行った。 映画は、夫も好きで、夫の仕事帰りに待ち合わせて、 よくレイトショーを見に行った。 だけど、「スタジオジブリ」の作品は、共通して好きだったけど、 それ以外の作品は、好みが違うこともあり、 どちらかに合わせると、どちらかに不満が残る。 なので、映画館までは一緒に行っても、別々の映画を見ることもあった。 映画って、いつ以来だろう?と、つらつら考えたら、 2004年に見た「クイール」以来だった。 その映画の前に、NHKで「盲導犬クイールの一生」というドラマが放映された。 それの映画版。 当時の夫は、杖をつき、少しふらつきながらも、自力で歩いていた。 だけど、障害者手帳の交付を受けていたので、映画は「障害者割引」で見た。 付き添いの私まで、割引料金で見ることができた。 あれから16年経って、昨日は「シニア割引」で見た。 60歳以上って、私が ビックリするけど、本当の話 年月の長さを感じる。 市内には映画館がないので、車で40分くらいの映画館へ行った。 新しい橋ができたことで、新しい道路が通っていて、 ナビに案内してもらった。 映画館へ行くまでが、一番緊張した。 見た映画は、「糸」。 中島みゆきさんの名曲、「糸」の映画化。 平成の30年を描く「めぐり逢い」をテーマにした映画。 夫と私は、平成7年にめぐり逢った。 今では珍しくない年齢かもしれないけれど、 当時、44歳の夫と、38歳の私は、かなりの晩婚だった。 色んな人達に、繋いで、繋いで、繋いでもらって、 めぐり逢ったんだと思う。 映画の舞台は、北海道。 初めての北海道は、夫と一緒に、ツアーで行った。 飛行機で降り立った場所は、函館。 バスで美瑛にも行ったので、映画の中に映し出された風景に懐かしさを感じた。 あの頃、夫が病気になるなんて夢にも思わなかったし、 何らかの病気になるにしても、年齢を重ねて、 ズーッと先のことだと思っていた。 映画を見終えて、夫と私が生活を始めた場所に、行ってみたくなった。 少し前に、Googleのストリートビューで見たけれど、 実際に見たいと思って、少し遠回りして帰ることにした。 そこには、私達が暮らした建物は、跡形もなく、新たな建物が建っている。 周りの建物も建て替っていて、蛙の声がうるさかった田んぼは、 休耕田になっていた。 やっぱり、16年って長いんだなぁと、思った。 帰宅してから、建て替っていた施設っぽい建物をネットで検索したら、 障害者支援のグループホームだった。 なにか、感慨深いものがある。 これから先の私の人生に、どんなめぐり逢いがあるのだろう。 先のことは誰にもわからない。 だから、今をしっかりと生きていこう 柚葉ちゃん連絡先 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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