テーマ:中学校って・・・(602)
カテゴリ:教育・育児
気になっていたこの言葉。
流行語にもノミネートされている『モンスターペアレント』だが いったいどういう意味なんだろうと思い調べると。。。 学校に対して、常軌を逸した理不尽な要求をし、困らせる親を指す。ヘリコプター・ペアレント(子どもの上空を常に旋回し、何かあれば急降下する、つまりすぐ駆けつけてくる過保護の親)から発展した造語。 なのだと。 いったい、誰が考えた言葉?先生方?マスコミ? 本当に理不尽なこともあろうけど、学校や先生に対してのクレーム全て含んでいるんじゃないの? とか、思ったりする。 例えばこんな事があった。 教室の天窓(出入り口のドアの上の窓)の枠とレールの間のあそびがありすぎて外れやすかった窓を知らずに生徒が開けたら鉄でできている窓枠ごと落ちてきた。 当然ガラスは割れる。 不幸中の幸いで、誰もけが人はいなかった。 窓枠のあそびはどの生徒も、そして先生も気づかなかった。 何年も前から沢山の生徒が天窓とドアを開け天窓とドアの間の柱(?)が鉄棒状なった所にぶら下がって遊んでいた。その生徒も例外ではない。 それを、先生達は知っていた。 天窓は生徒も、先生も掃除などで開けたり、夏場の風通しに開けていた。 「何故この天窓を開けたの?」と先生の問いかけに 生徒は正直にも「ぶら下がるため」と応えた。 すぐさま、 「お子さんがぶら下がるために天窓を乱暴に開け窓が落ちてきてガラスが割れました」 と、保護者に連絡した先生の言葉には学校の責任転嫁が伺える。 自分の子の家庭での生活に乱暴に窓を開ける習慣があまりないことから 帰宅した子に事情を聞くと 特に乱暴に開けた覚えはないけど、少し開けた途端、窓枠が落ちてきたのは事実との事。 先生にもう一度聞いてみようと連絡をするも先生の話は ぶら下がろうとした行為に集中して生徒に問題があるという。 更に、生徒は乱暴に扱った覚えは無いと告げると目撃者も無いのに 乱暴に扱ったからに違いないと決め付けた。 納得できない保護者は先生の許可を得て学校のソノ教室に入った。 既にガラスもキチンとはめられ、なおしてあった。 どんな風にして開けたのか生徒に聞くと、天窓はドアの上にあるので当然高さがある。 生徒は少しのジャンプで腕を伸ばし、手首をひねってあけようとしたらしい。 ぶら下がろうとしただろうが、掃除のために開けようとしただろうが 天窓を開ける行為としてはよくある風景ではないのだろうか? (そりゃぁ、椅子を使ってソロソロと開ければ問題は無かったのかもしれないが。。。) 不思議に思った保護者は先生立会いの下、椅子に上がり窓枠をみた。 その鉄製の窓枠は結構な重さで外れること自体疑問だったという。 ソノ窓枠を揺らすと妙にガタガタした。 なるほど。枠と、レールとの間のあそびが大きすぎていたのだ。 枠を上に持ち上げると枠とレールの間から向こうがしっかりと見えるくらいの隙間があった。 大きな力でなくとも、枠をスライドさせれば外れる可能性が大きかったのではないか? 保護者は先生にソレを指摘した。 先生は最後まで保護者の言ってる意味がわからないと一点張りだったという。 いみじくも、理科の教師である担任の先生がだ。 どうなんでしょう。。。 これは、モンスターペアレントなのでしょうか? 何よりも、そんな鉄枠の窓ガラスが落ちてきて 誰も怪我をしなかったから良かったものの 開けた生徒、近くにいた生徒の頭に落ちてきていたら。。。 と、思うと恐怖を感じる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 17, 2007 06:44:54 AM
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