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私が今の職業に就いたのは震災後なのでバブルの時期は知りません。
昔の現場は職人さんが一番偉く、監督はボロクソに言われてたそうです。 そんな時期に監督してなくてエガッタァー。 そんな昔話を職人さんが言います。 「あれ消した、これ消した。」 って手抜きした。って事です。 塗装の基本は3工程。 鉄は錆止め、中塗り・上塗り。 壁は下塗り、上塗り2回。 職人の世界で何もかも消して「ピンでいった。」 って言葉があります。 色だけ付けるって事です。 昔は、こんな事が当然のようにされてたらしいです。 今はそんな事、許される訳もなく。 職人さんも昔と違って、今は工程を守ってくれます。 女の私でも使えるようになったんだから。 が、ヤッパ「年寄り職人」使いにくい。 でも、確かに仕上がりはヤッパ職人。綺麗。 仕事も早い。 さすがぁ~、職人さん。 でも。 今は改修工事の基本があって、 住民さんと職人は直接、会話しない。 何か聞かれたら「監督さんに聞いて下さい。」と言うように指導します。 ベランダが片付けられてなくても文句は言わない。 中に聞こえるように「こんなんで仕事、出来るかっ。」って言ってはダメ。 塗装する場所に物があっても、汚さない。 なのに、昔の職人は昔のイメージが抜けなくって。 やりたい放題。 注意しても、しても。学習能力なし。 とうとう、今日は最終警告。 「明日からの食いぶち無くすで。」 新築じゃないんだから、住んでる人の気持ちも考えてやれって。 昔の職人さんて、学歴ないじゃん。 タメ口で会話されんのがヒヤヒヤ。 職業差別してます。 ごめんなさい。 でも実際、現場で一緒に仕事してる人間が差別してんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月09日 23時18分20秒
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