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大寺院カテドラルへ行きました。
前に"まちゃ"が絵葉書を送ってくれた寺院です。 幻想的で壮大で絵葉書通りに素晴らしい寺院でした。 寺院の中を見て回っていたら外国の中学生の団体が。 私達を見て「ニーハオ。」「ニーハオ。」としきりに挨拶します。 どうも中国人と間違われたみたいで。 間違った教育をしてはいけないと思い。 「ノー、チャイニィーズ。アイ・アム・ジャパニーズ・リッチマン。」と答えました。 学生さん達には通じてない様ですが回りの外人の大人には通じた様で。 「リッチマン、リッチマン、ジャパニーズ・リッチマン。」と言ってくれました。 取り合えず、ピースで逃げました。 寺院を出てタクシーで少し行くとスペイン広場です。 タクの"おっさん"何を間違えたのか?日本人だからか? タクの"おっさん"「グッチ、プラダ、O?X&%*??」言いながら。 スペイン広場前のブランド・ショップ前に車を止めた。 "まちゃ"は嫌に予感がして素通りしようとしたのに。 目ざとく"おまけ"が見つけた。 30分だけと時間を決めて店内へ。 大した物は無かった。 店内は日本人だらけ。 道理でタクの"おっさん"がここで車、止める訳だ。 30分が40分、40分が1時間。 "まちゃ"が切れて店内に。 私も後から。 "おまけ"が自分のブランドへのこだわりをグダグダと他の観光客の若い子に能書きたれてる。 「どうしよっかなぁ??」って迷ってる子に。 「海外に来て、ブランド買わないで、どうすんの??」 「私はこの日の為に一生懸命バイトしてきたのよ。」って、母ちゃん・父ちゃんはバイトさす為に短大入れてんじゃないべよ。 やっと"おまけ"の買い物も終わってスペイン広場へ。 "まちゃ"はこの日の為に本を買って勉強してくれてたらしい。 スペインのパパさんからもスペイン広場は歴史ある建造物だから、しっかりガイドしなさい。と言われたらしく、その通り。 ガイドさんみたいに解説してくれた。 ゆっくり歩いて、解説を聞きながら一つ、一つをじっくり見学。と思いきや。 又々、"おまけ"が「足が痛いですぅ。もう、歩けないですぅ。」 「こんなとこ全然、面白くないから早く帰りましょう。」 って、スペイン広場やで?? 一生に一度、見れるかどうかのスペイン広場やで?? "まちゃ"の解説付きやで。 とうとう、"まちゃ"が切れて、 「アンタ、何しにスペインに来たんよぉ??」 「ええ加減にしいや。しょーむないブランドばっか買って。」 「人間の価値はブランド物ちゃうで、知識や教養やで。」 「しんどいんやったら、そこで座っとき。」 負けてない"おまけ" 「私はスペインにブランド物買いに来たんよ。アンタにそんな事言われる筋合いないわ。メッチャ、むかつく。」 無視。 三人でスペイン広場へ。 って後から付いてきた。 そりゃぁ、そうだろう。 ブランド物買った袋持って、一人でいたら襲われるに決まってる。 私達三人はペッタンコの靴なのでスタスタ歩いて。 "おまけ"はピン・ヒール。 しばらく歩いていると後ろから「キャー。」ドテ。 後ろを振り返ると"おまけ"が物の見事に、ひっくり返ってる。 ピン・ヒールの踵が石畳に挟まって、スッテン・コロリン。 三人で「大丈夫??」と聞きながら笑いを堪えるのが必死。 その夜、"まちゃ"と二人で。二人っきりで。 ホテルのバーで呑みました。 "まちゃ"の近況報告。等々。 娘と二人で異国の地でお酒を飲むなんて。 さすがぁ、4っ星ホテルのバー。 接客もバツグン。 値段もバツグン。 でも、私にとって忘れられない思い出になりました。 その時はもうすぐ別れが来るなんて気もしなくて。 ただ、ただ、二人の時間が楽しくって。 今、思い出しても涙が。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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