テーマ:海釣り・船釣り(2918)
カテゴリ:釣り
ブログ仲間の方の書き込みで思い出した話なんですが。 十数年前 ボーズが当たり前と言われる石鯛釣りにハマッテいた私は。 釣友と始め中々釣れない、釣れても外道か石垣鯛が関の山。 2人して私の実家のある九州に行きボーズ脱出を計画。 季節も6月末もう絶好の頃、期待も膨らみ。 九州の石鯛釣りを調べたら南方釣りが当たり前らしく私の持っている遠投用の重たい竿ではダメや!これは手持ち竿が必要やな。 釣りに行くのにも結構金掛かるしどうしよう?取りあえず釣具店に足を運び物色。 店員さんに手持ち竿ってどれかな?話を聞いてみる。 進められた竿がダ○コーのプレシオ 今はありませんがN○Tのベイシスどちらも高い。 でも奥深い色したエンジ色と言うのかまだビンの中のある赤ワインのような竿。 買っちゃったんです 勿論現金は持っていないのでカードで。 ついでにカウンターのでるリール。 もうこの竿見てたら九州で釣りをして、しかも折れんばかりに曲がってるこの竿。 夢は広がるばかりです。
実家に付いて両親の顔みて直ぐに出かけましたが当日は当たりすら無い。 帰っては竿を綺麗にして、一匹も掛けていないのに、竿見ながらいいな~これ!! 次の日は天候が悪く釣りは断念 しかしどうしよう そうや甑島まで行こう。 場所もわからず夜遅くに出発、イザ甑島全く知識の無い2人はただ走るだけ。 途中餌やも無いので不安になり串木野という所まで行きましたが、ここで良いのかわからずそのまままた走る。 餌やを見つけて渡船店の情報を聞いてたどり着いた所が枕崎港。 高速船で1時間30分?着いた所が黒島東の立て神、期待は最高潮。 結果はボーズ!!なんてことや~ 途中まで帰ってたんですが、諦めきれずUターン。 再度挑戦、気合を入れて手持ちでしっかり頑張ってましたが、昼を過ぎ少々諦めモード。 釣り友の竿には小さなアタリが出てますが、私の竿は何の変化も無い。 いい加減嫌になってた私は、置き竿にして釣り友のカウンターを見に行く事に距離で10メートル離れてるだけで何故?カウンターも同じ何故? そんな時に後ろで何かバキバキと音がして自分の竿を見ると崖の先端に竿置きに刺してる私の竿が壁に90度になって折れんばかりにへばり付いてる。 慌てて取りに行った瞬間に飛んだ!! ピトンを打ち込んでいた岩が掛けて飛んでいったぁ~。 まさに竿が泳いでる30度の角度で沈みながら遠ざかって行く。 釣り友の仕掛けで何度も何度も引っ掛けようとしましたがサヨウナラでした。 尻手ロープをしていなかった自分に腹が立ち、情けない。 竿も勿体無い、持って行った石鯛か石垣鯛、間違いなく銀ワサか口白しかも相当デカイ奴 と自分に言い聞かせ気持ちを落ち着けて帰りました。 残ったのは一度も使う事の無い新品の替え穂先、う~ん悲しい。 一番痛い思い出です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[釣り] カテゴリの最新記事
|
|