テーマ:海釣り・船釣り(2918)
カテゴリ:釣り
西長島から瀬代わりの途中、船頭さんがチョット波大きいけど良いかな? そんな事聞かれて、釣れるんなら何処でもOKやで。 まぁ~そんな話聞きながら、多分あそこやろう?最初に降りた磯の手前で、かなり潮被っていて危険な状態で誰も降ろさなかった所。 まるで洗濯機の中ようにサラシだらけ、ピトンを立てている所で水面から3~4メートルあります。 ここに降りた時間は干潮を少し過ぎた頃、とりあえずこの位なら安全?です。 11:30分このサラシですから、ハリスは太くても関係ない、こんな日はどんな大物が食いつくかわからない。 竿は朝から使っていた、1.7号5.3メートル道糸2.5号ハリス3号と南紀のフカセ釣にはチョット太めの仕掛けです。 仕掛けを落ち着かす為に、浮きは3B浮き下を3.5ヒロに設定。 これでもこのサラシですから落ち着くはずは無く、流しては止め流しては止めの繰り返しです。 ドンドン流せば、ワンドの中をグルグル回るだけ、棚を変え場所を変えしかし餌が無くならない、たまに頭だけカジラレルそんな状況です。 チョット失敗?瀬代わりしたの、これは相当食いが悪いのか? ウキを変え針を小さくしても一向にグレは食いません。 イヤ~な予感もしかして今日は○ボッ?でもいい加減イヤになって午後1:00お昼ねタイム。 良い忘れてました、瀬代わりした磯はビシャゴの中と言われるポイントです。 ここは後ろが高く北風は当たらない、冬にはらくな釣り場ですが、この時のようにウネリが高いと、波が駆け上がってくるんです、チョットビビリます。 2年前にここで2時間程で11匹、それも35センチ前後の寒グレばかり釣りました。 しかし今日はアカンどうやっても釣れへん、丁度1時間程寝ると電話で起こされ、もう2時です。 今度は全く重りは付けず、00浮きに替えサラシの中へ、どうしても流されるので途中で浮きを止めそのままにして沈むのを待つ。 そうすると条件が揃えば手前に寄ってくる、そのまま足元を狙う釣り方です。 もう残されたのはこの釣り方しかない、何度か繰り返していると来ました! それも超デカイ、竿が立たない!なんなんだぁ~とてつもないぞ~。 絶えるだけ絶えましたが、遭えなく3号ハリスがトビました。 もう俄然やる気が出て、眠気も無い。 竿は1.7号しかない、道糸を3号に交換、ハリスも私が持っている一番太い4号ハリスに交換、これ以上の仕掛けは用意してません。 しかしこの後来るのはサイズダウン、こうなると朝落としたグレと、さっきのバラシ。 白く光っているのがタバコです、4号ハリスですから、楽楽上がります。 もうそろそろ竿納の時間かな?3:30頃ウネリが大きくなり、釣り座を一段高い所に上がらないと危険な状態。 しかしそれを見ていたかのように、最後に来ました。 高い所から竿を持つている為、完全にヘッピリ腰です。 しかしデカイ、今まで経験した事のないような引き。 なんとか一段降りて耐えろうと頑張るが、まだ引き込まれていく強烈な引きです。 コレがグレなら50いや60センチ?しかし耐え切れずに4号ハリスがプチッ。 竿と共に天を仰ぎました、でも何故かスッキリ。 半端な仕掛けじゃなくコレ以上は無理、これで取れないのは仕方ない。 道具片付けて、渡船を待つと、さっきより海が荒れてる、船は磯に付けれるのか? 私の目の前の磯でも、磯付けに難儀してます。 帰り着いて船頭さんが一言、今日は流石にビビッタ、あそこに降ろしたのチョット後悔したはわ!やて、もう少し荒れたら磯付け出来へん。 船頭さんに、あそこは面白い、次来たらまたあそこに上がりたいわ! しかしそんな強烈な引きする魚は多分、石鯛違うかな? 俺もそう思う、最後は綺麗に噛み切られてましたから、ヤッパリ幻の魚でした。 こんな事あるから面白い、止められないフカセ釣り。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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