カテゴリ:景色
4年前に一度断念した富士登山、今回思い立ったのは自分自身の年齢にも寄りますが、息子と一緒に登ろうなんて思い出は、もう無いかもしれない、そんな思いからです。 4年前に富士山に行った時は、そこそこ運動もし自信もあり臨みました。 しかし結果は8合目で高山病になり断念、この時は死ぬかと思うほど苦しかった。 今回もう少し早く出発したかったけど、天気の具合が良くなくギリギリまで考えて、お盆になると人が多く混雑するし、景色は二の次、出発は夜8時。 前はご来光を見たくて2時に到着後直ぐ出発しました。 これは前回の写真、たぶん7合目あたりだったかな? これを見たいが為に無理に無理を重ねて、結局ダウン。 少々の仮眠をとって朝7時に富士宮口5合目を出発、前回の須走口より頂上までの距離が近いそれだけの理由で決めました。 なんとか前回と同じ高さまで到着。 上の写真は今回の8合目、ただ可笑しな事に今まで8合目だと思っていた場所がコレ。 同じ高さなんですが、コチラは本7合目、よくわかりませんが7合目が2つあったのか? 天気も8号目までは、雨は降らないけどスッキリしない天気で時折下の方から雷が鳴ってます。 もしダメでも最低この高さは越えようと頑張ってきましたが、挫折の心がチラホラ。 息子もそんな気持ち察しているのか、お父さんココから自分のペースで9合目まで行くから、後からユックリ来て!! そう言われるとオゥーと答えてしまう。 軽々と上がって行く姿を見て羨ましいやら自分が情けないやら。 9合目に着くと、父さん遅かったな、面白いのん撮ったから見てや! 缶コーヒーが400円?でもそれだけ値打ちあります。 定番のお菓子の膨れ具合、まだ破裂してません。 ほな先行くわ!と十分休憩を摂って、軽々と追い越して行きます。 写真ではこの傾斜を写しきれませんが、見ていると気が滅入ります、少々雪も残ってました。 9.5合目まで来ると、もう後戻りは出来ません、ただこの頃から不安になってきたのが、下りる事が出来るのか? 下ってくる客も相当苦しそうに降りてくる、考えれば下りの方が膝や腰に負担が大きいのでは、そんな思いを気にしながら何とか頂上え到着したのが、1時過ぎでした。 富士山火口 頂上は天気もよく、まるで飛行機から撮影したような景色です。 そしてコレが最近メタボに苦しむ私と、後ろに見えるのが富士山観測所。 頂上からの携帯にて更新しましたが、頂上?の意味は、本当の頂上はあの上なんです。 私が立っている場所は3700メートル位? とても後コレだけ登る気力は無く、一時間程昼ねをして午後3時から下山しました。 登りは6時間とユックリ休憩しなが上がったので、帰りは半分で降りるだろう。 殆ど休憩もせず降りたら、もう7時、4時間掛かりました。 5合目ですが朝撮った写真です、帰りはもううす暗くなってました。
着替えて帰路に着きましたが、もう運転する気力も無いほど疲れ果ててフラフラです。 しかも頭が痛いやら胸悪いやら、8時間掛けて無事到着しました。
今現在も疲れが残り、筋肉痛も……息子はなんともないらしい。 私と同じ身長で体重が20キロ強軽い息子がそれだけの重りを持って上がるのは無理。 富士山が凄いんじゃなく、私自身が不甲斐無いだけでした。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|