テーマ:車に関するお話(10515)
カテゴリ:車
最近ガソリンタンクの不思議や燃費の話を書きましたが、今日は燃費測定の不思議。 自動車のカタログには、10・15モードと目にしますが、私もそうですが、ここに記載されている燃費と同じ燃費を出せるなんて思ってません。 1948年から10モードという燃費測定があり、以前はここに記載されている燃費は、長距離を走ったときの数字なんだろうと思ってました。 実際普段は、こんな燃費には程遠い数字しか出ない、長距離なら可能だったような? これが1991年に10.15モードとなり、このときは、より実際の走行に近い燃費が記載されると聞きましたが、実際は、8掛けか7掛け程度の燃費しか出ません。 はなから信用はしてません、殆どの方は、凡その目安で私と同じように、少なめの計算をしていることでしょう。 測定の仕方は市街地で最高速が時速40キロしかも、20キロまで速度を上げるのに7秒、郊外で最高速70キロ。 しかも完全に暖気された状態からの走行ですから、一番良い条件での測定です。 完全に売る側からの目線で、実際こんな結果をだした人も同じ数値の燃費なんて無理ということは判っていたでしょう。
現在も始まっているようですが、2011年4月以降はJC08モードというのが順次採用され2012年以降は新基準に変更されるようです。 市街地や郊外の測定速度を上げ、加速も速くする、しかも冷えた状態で始動して直ぐスタートと、より実際に近づけるようです。 折角新基準で、燃費測定するのだったら、今までのように、どれだけ頑張っても出せない数字じゃなく、頑張ってエコ運転すれば、基準値を超える位の数字を出して欲しい。 他に軽自動車等は特にそうですが、通常走行と、クーラーを点けた時の燃費の差はビックリするほど違います、こういうのも計算するか、クーラー使用時何パーセントダウンとか付け加えてほしいものです。 ここまで正直に発表するようなメーカーがあれば、最終的には消費者はそのメーカーのことを信用し、販売増に繋がるのではないでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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