波乗り精神世界☆

催眠療法士になりたい☆貸付編２をお送りします。（１はこちら）

貸付担当の方から「一度お電話でお話を伺います」というメールがきた後、
仕事が終わってニッカはいつものように学童・保育園をまわって子どもたちを
ピックアップし、わらわらと帰宅しました。もう外は真っ暗ー！

郵便受けには２通の手紙が。
１通はＲＭＭＳからのお知らせ、もう１通は福祉貸付金のパンフレット！Σ (￣□￣;)
来ましたねっ。

凝った夕飯は用意できないので（しないけど）、前日のおでんの残りをぐつぐつ
煮ながらさっそくパンフレットを見てみました。

だいたいインターネットで調べた情報と同じだけど、より詳しいことが一覧になっている模様。
貸付を受けられる所得制限、申請に必要な提出書類などなど…なーるほど～。

そして、パンフレットを見ているところに電話がかかりました。
貸付担当の人からだっ！

「お問い合わせいただいた福祉貸付制度についてですが、今お時間はよろしいで
すか？」

って、もうブラックジャックが始まってる時間なのにまだごはんの用意ができて
ないけど全然オッケーです！！


担当の方は、声から判断するにニッカと同世代ぐらいの女性。
威圧するわけでもなく、淡々と質問しながら「そうですね～」と一緒に考えてく
れるような話し方でした。


しかし、何を聞かれるのかと思えば
「その…不勉強で失礼なんですけど、その催眠というのは、どんなものなんです
かね…」
って、やっぱり怪しまれてる(-_-;)

確かに催眠療法なんて、ヒーリングとかスピリチュアル関連に興味のある人は
知ってるんだろうけど、一般的には知名度なんてまだまだなんですね～。
まったく知らないという人に、どう説明したらいいのか…。

私だって、ヒプノセラピーのセッションを受けてみたことはあるけど、催眠療法
全般の概要なんてまだ全然わかりません☆
カウンセラーの人に「あなた向いてます」と言われたのを真に受けて、自己催眠
の本を読んだり、自己流で実践してみたり…という経験があるだけなんです。

とてもうまくは説明できないと思いながらも、心理療法のひとつであること、国
家資格ではないけれど専門のスクールに通って資格を取得すればヒーリングサロ
ン等でのセッションに従事できることを訴えてみました。


それと同時に、これはあくまで“福祉貸付”。
貸付である以上、返済ももちろんしなくては！

現在正社員として収入があり、土日を利用してスクールに通う計画なので今すぐ
会社を辞めるようなつもりはないこと、資格取得後も土日にレンタルサロンを
借りてセッションしたりして、あくまで会社と平行してすすめていくつもりである
ことを強くアピールしてみましたっ。

ご利用は計画的に♪ってな感じで、「返済の心配はご無用ですよ（だから貸して☆）」
と鼻息荒くアピールアピール！


でも意外にあちらは乗ってきませんでした。

「うーん…。（沈黙）この福祉貸付制度はですね、あくまで母子家庭の自立を
援助する目的で制定されてまして…」
うんうん、知ってますよ～(*'-'*)

「正社員でお勤めになっていますし…今お聞きする限りでは、すでに充分
自立されているようなんですよね。貸付の対象になるかどうか…」

…そう来たか！！Σ (￣□￣;)

思わず「それじゃ貸付を受ける人っていうのはどういう方なんですか？」と聞く
と、
例えば、医療関係でパートとして働いて収入を得ている人が、資格を取ることで
正式に雇用されることを見込んで貸付を受けるようなケースは多いんだそうな。
医療事務のことなんかを言ってるのかなぁ。

「そういうケースなら、貸付によって資格を取得することで、生活基準が向上することが容易に想像できますので」

なっ、何ぃー！

一気に発想の転換を迫られたニッカは、思いつく限り（？）いかに今の会社の
お給料が安いか、確かに正社員ではあるけれど子供のお迎えに間に合うよう時短で
働かざるを得ず、残業することは不可能、勤務時間が増えなければ昇給はナシ！
条件はものすごく悪いんです！！（社長スマン）

だから資格を取って少しでも早く開業したいんです！
貸付けを受けられれば、間違いなく今よりもっと生活が向上するはずなんです～！！

…と、さっきとは打って変わった内容の話でしがみついてみました(-_-;)
ど、どうでしょう？

「そうですか、よくわかりました。何しろこういう前例がないので…。
私だけの一存では貸せるとも貸せないともいえないんですが、上司や周りの者とも
相談してみますね」

なんとかご理解いただけたようです…（ホントか？）

この後、申請に必要な書類や、面接の必要があるときには平日に時間が取れるか
どうか、またそこまでして申請しても貸付が受けられるとは限らないため、後で
怒ったりしないでね等々、確認されました。


ここでやっぱりニッカの中でも大問題と思われたのが、連帯保証人。
連帯保証人…イヤな響きですね。ハンコを隠してその場を立ち去りたくなる響き
ですね！

もしニッカが返済できなくなったり途中で逃げたりしちゃったら、連帯保証人が
代わって支払いをしなければならないという責任が生じる、ひじょーに
頼むのも頼まれるのも気が重い役目です。

しかし福祉貸付けとはいっても、借金は借金。
お金を借りる＆ちゃんと返す、っていう信用を得るためには私もセリヌンティウスを
差し出さねばならぬ！←『走れメロス』で、メロスが帰ってこなきゃ殺されるという設定で
メロスのかわりに牢に入った友達(*'-'*)

連帯保証人にもいろいろ決まりがありましてね…
確保するのも大変そうデス。明日に続きます☆