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皆様から数々のご相談を受けたりもするわけです。 占い師だけであればそれを占ってアドバイスさせて頂ければいいわけなんですが、 下手に呪術を齧っていたばかりに無理難題を押し付けられることもございます。 「あのーー、探し物を見つけてくれる魔物さんはいますかぁ?」 「はいはい。いますよ(^.^)それがなにか?」 「あ!じゃあ、呼び出す方法教えてくださーい♪」 ・・・・いきなりそうきたか(ーー;) あれには下準備が山のようにいるんだぞ? そんな呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーんと都合よくいくのは 漫画の世界だけだって(ーー;) しかしあたしも呪術師のはしくれ。 問われて答えぬのは意に添わぬ。 教えてやろうじゃないか!もってけドロボー(ノ-_-)ノ⌒┻━┻ 「・・・・というわけです。わかりましたか?(ぜいぜい)」 「ふ~ん。なんかややこしいんですね・・・」 だからそう言うておろうが!(ノ-_-)ノ⌒┻━┻ 「もっと簡単に呼び出す方法ってないんですか?」 こら!基礎も覚えずに簡略することばかり考えるな! かのアレイスター・クロウリー氏が簡略化した儀式を行っていたのは 基礎を十分にマスターなさってからのことなんだぞ!? 小娘が、何を生意気言うておるか(T▽T) 「と・・・とりあえず基本に忠実にやってみるのが大切ですよ? 我流は一応基本を覚えてからね(^^;)」 「はーーーーい。あ、あともう一つお願いがあるんですけど!」 「はいはい。なんですか?(^^;)」 「私が無くしモノしないような魔術をかけてもらえませんかぁ? そんな魔物さんていませんかぁ♪」 「お嬢さん、何を無くされたのです?」 「ええと、自転車の鍵とか部屋の鍵とか定期券とか・・・ しょちゅうどっかへやっちゃうんですよ(⌒∇⌒)ノ」 「全ての鍵と定期券を携帯のホルダーにつないで首から掛けておきなさい!!」 「・・・・・・わかりましたぁ」 魔物が出る幕じゃねーーーーや!!(ノ-_-)ノ⌒┻━┻ 「あ、あともういっこ!」 「!はい・・・なんですかっ?(T▽T)」 「あの・・・ジョジョの奇妙な冒険に出てくるような『スタンド』が欲しいんですけど♪」 「!そんなもん手に入れてどうします!?」 「えぇーーー。なにかと便利だしぃ♪」 「そんなもんはありませーーーーーーん!(ノ-_-)ノ⌒┻━┻」 「えーーーーー!魔術って不便だぁ!」 ・・・・誰か・・・・・・(T▽T) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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