カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その2】
MB0と言うシステムは、MBがいない
今まで、当然の様にいたMBが消えたコートなのだ では、 この全日本から追われた(笑)MBは、 今まで、何をしてきたのか? ド素人の私が,あらためて考えてみよう ---- MBのおしごと(笑) ・ 前衛でブロック (守備) ・ 前衛でクィック・ブロード(攻撃) ・ 後衛でサーブ (サーブ) これがMBの仕事である 前衛にいるとき、 MBは、相手からの返球・アタックの ほぼ、すべてのボールに対してジャンプする WSも、 前衛にいるときはジャンプするが WSは、両サイドにいるのだから ブロックは二枚ブロックとして 平均して,ジャンプ数は、MBの半分である MBは、センターに位置しているから、 すべてのボールに対してジャンプする 疲れるだろうと思う MBのお仕事とは,ジャンプなのだ しかし MBは、後衛にまわると 先ず、サーブをして 次の2ローテは,リベロに守備をまかせて退く 次の2ローテは,何も、仕事をしないのである 考えて見たら,不思議な話だ なぜ、MBだけは、 後衛ではリベロにお任せにして コートから消えるのか? 消えると言うことは ・ ディグ(守備)も ・ バックアタック(攻撃) もしないのである 考えて見れば,不思議な話だ なぜ、MBだけは、 後衛では、 ・ 守備 ・ 攻撃 を、全くやらないのか? これは 今のバレーの分業化で MBには MBに適性を持つ選手が起用されているからである では MBの適性とは何か? それは ・ 高さ=身長 ただただ、それだけである もちろん、 WSの様な ・ 身体能力 ・ 運動神経 を持ったMBもいるが それは、たまたまであって 本来のMBの適性というものは ・ 高さ=身長 に、尽きるのである 言い換えれば MBは、 前衛でジャンプして 相手側のアタックを遮る機能に特化しすぎていて WSの持つ ・ 身体能力 ・ 運動神経 を同等に持つ事は少ないから 後衛での ・ 守備 ・ 攻撃 には、あまり適していない だから、 (慣習的なものもあるとは思うが) 原則的にMBは 後衛ではプレーしないのである MBの選手が 後衛からバックアタックするというケースはほぼあり得ない ---- と ここまで考察してみると MBとは、 非常に不完全なプレイヤーであることがわかる 一言で言うと 「壁」であって それ以上でも それ以下でもない しかも 後衛に下がると 守備専門家のリベロと交代する MBの代わりにリベロがコートイン するということは ・ 守備能力は高くなるが ・ 攻撃能力は全く無い ということである このことが,チームに及ぼす影響は大きいと思う リベロとの交代によって 守備力は上がるものの 全体的なチーム力は,低下すると思う ・ 攻撃能力が低下する ・ リベロを使ってしまう ---- これが 全員WSであれば 後衛に下がっても リベロと交代することなく ・ 守備をする ・ 攻撃をする(バックアタック) リベロに攻撃能力は一切ない ルール上で,攻撃を禁じられている MB0の メリット・ディメリットは ・ MBに代わったリベロ ・ 後衛に下がったWS 守備面から見ると この両者の守備力が、どうであるか? ここにかかっていると思う 攻撃面では WSは、バックアタックを打てるから ・ リベロ ー ゼロ ・ 後衛でのWS ー 十分 なのである もちろん、 このWSが威力あるバックアタックを打てる これが、条件ではあるが もし ・ リベロの守備力 ・ 後衛に下がったWSの守備力 これが、同等か? あまり、見劣りしない場合 残るのは ・ WSのバックアタックによる攻撃力 である つまり WSの後衛に於ける守備力が リベロとあまり遜色なければ この体制は WIN WIN なのである いいところばかりなのである 後衛に於ける守備のいいWS と言う存在を前提にすれば 後衛に於けるMB0の損得勘定は 大きくプラスであると言える ---- もうひとつ MBの専門である前衛での ・ ブロック(守備) ・ クィック(攻撃) この評価は ・ 日本のMBと世界のMB ・ 日本のMBと日本のMBS という比較が成されるべきだが ・ 日本のMBと世界のMB これはもう、結論が出ている だからこそ、MB0システムが提起された ---- ・ 日本のMBと日本のMBS これは、グラチャンでの ・ リオ ・ 岩坂・大竹 この比較で結論が出ている 攻撃面では リオは、 前衛でのクィックはできなかったものの 前衛でのスコーピオン(笑) 後衛でのバックアタック で、大活躍 ベスト・サイドアタッカーに選出された (サイドアタッカーではなかったのだが)(笑) ---- 守備面 先ず、大竹 ブロック数がゼロだから,問題にならない 岩坂 健闘したが リオも,ブロックに加え、数多くのワンタッチで貢献 急造のMBリオが,専業(笑)の岩坂と互角だった ---- まあ このような考察から 効果・結果はあきらか 低身長の日本のMBなら 世界的に優秀と言える日本のWSで代替可能 のみならず 大きな効果がある そう言いきることが出来ると思う ―――― ◇ ―――― MB0システムになれば リベロは、もう、MBの尻ぬぐいをしなくてもいい 本当の意味でのリベロ(自由)になるわけで ・ 後衛に下がってくるWSの どの選手に代わって守備をするか? それとも ・ WSの選手の攻撃力(バックアタック)を優先して リベロを使わないままにするか? その他 いろいろな使い方 これは、 男前になった真鍋氏に考えてもらおう ただ 理想を言えば 後衛に下がったWSは、みんな リベロに交代することなく 後衛で ・ 守備をして ・ バックアタックを打つ それが理想だと思う つまり MB0システムとは ・ MBが失職(笑) すると同時に ・ リベロも失職 しかねないシステムなのである ―――― ◇ ―――― これでわかって戴けたと思うが MB0システムは 後衛に下がると用なしになるMBを排除して WSを2名増員 つまり、攻撃力アップが目的のシステムである では、 数が増えたWSを使って「どう」攻撃するのか? それについては 明日、書いてみる いきなり思い立って,一気に書いたので 後で、訂正・変更するかも知れない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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