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やっぱり、共に総合商社出身と言う事で
かんべえさんの言う事は 私にとって、腑に落ちる ―――― かんべえさん ―――― <10月15日>(水) ○今月に入ってから、急速に世界各地で株価が下げていることに対して、こんな意見があるんだそうですね。 「まだ“戒名”がついていないから、市場が落ち着かない」 ○戒名とは言い得て妙ですね。「リーマンショック」みたいな命名があれば、「ああ、今株が下がっているのはそういうことなのか」と市場参加者が安心する、というのである。確かに今回の株安は、何が原因だかよくわかっていない。強いて理由を探すと、「先行き不透明感」みたいな話になってしまう。 ○もう少し具体的に、下げの犯人とおぼしきものを順不同で並べると以下の通りとなる。 *「ユーロ圏の景気下振れ」~特にドイツ経済への悲観論浮上はサプライズです。 *「QE3の終了が間近」~次のFOMCは10/28-29で、いよいよFedによる資産買い入れは終了します。 *「エボラ熱感染の拡大」~アメリカで罹患者発生。どうも封じ込めに失敗したかもしれない。 *「イスラム国との戦闘拡大」~バグダッド陥落、なんて怖い話も。菅原さんに聞いてみよ。 *「中国経済の減速」~最近の資源価格低下、世界貿易量の伸び悩みは、これが一番の原因でありましょう。 *「BRICsブーム終焉」~中国はともかく、ブラジルとロシアは全く洒落になりません。 *「日本経済の消費税ショック」~今週のThe Economistには、「日本は増税を延期せよ」と書かれています。うーん、来月のG20で世界各国からそう言われたら、安倍首相はどうしたらいいんですかね。 The prescription for the weaklings is simple: heal thyself. Rather than waiting for America to solve their problems, the laggards should treat the recent spate of bad news as a wake-up call. The ECB should start bond-buying forthwith. The Japanese government should delay the rise in the consumption tax until the economy recovers. Countries that can afford it, notably Germany, should invest in infrastructure. And even America and Britain should be wary, especially over tightening monetary policy too quickly. There is a lot that can go wrong?and they don’t want to be dragged back into those woods again. ○なんとなく、「逆資源価格ショック」ってことかなあ、などと考えています。最近の石油安、資源価格低下は、もちろん日本のような国にとっては良いことなんですが、資源価格が下がって困る国はいっぱいあるわけで、そういう国のお蔭で世界経済が回ってきた。特にドイツなんかは、中国などの新興国向け輸出で大いに稼いでいたわけで、だから鉱工業生産が急激に低下しているんじゃないかなあ。 ○それはともかく、気の利いた戒名が欲しいところですね。いいアイデアを思い付いた方はお知らせください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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