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「戦争で日本を打ち破ったのは米軍。中国にそんな力はなかった」と中国国防大教授・・・中国ネットで改めて注目
2015-09-02 07:21 中国で、中国国防大学の徐焰教授が2014年に発表した「抗日戦争の真実の戦況」と題する文章が、改めて注目を集めている。徐教授は、抗日戦について共産党の貢献を強調する教育を「一面的」と批判し、世界において「ファシスト勢力」を打破した主力はソ連、米国、英国の三大大国で、日本を打ち破ったのは米国と指摘した。 徐教授は、中国は数十年にわたり「抗日戦争を愛国主義精神をかきたてる重要な教材にしてきた」と指摘。そのこと自体は「当然であり必然」と主張したが、「政治状況のために宣伝内容が一面的になった」と批判。 中国では、第二次世界大戦で日本を敗戦に追いやったとして中国の貢献が強調されている。最近では国民党軍への評価もあるが、共産党軍の貢献はとりわけ強調されてきた。徐教授は、毛沢東の「われわれは支隊にすぎませんでした。主力軍ではありません」との言葉を紹介。「客観的」と評価。従来の「正統的な歴史教育」について「もはや、全面的に受け入れることはできない」と主張した。 徐教授は、当時の中国について「貧しく弱く、大国の名はあっても大国の実力はなかった。日本には持久戦で対応するしかなかった」と指摘。世界においてファシスト勢力を打破した主力はソ連、米国、英国の3カ国と論じた。つまり、中国国内戦線でも「支隊」であった共産党軍の貢献は、全世界を視野に入れれば、「ごくわずか」ということになる。 徐教授はさらに、「中国で語られてきた数字」には虚偽があると主張。例として、中国では日中戦争で「(旧)日本軍150万人の消滅させた」と語られてきたが、中国戦線における旧日本軍の戦死者は45万人であり、太平洋戦線などを含めた全戦線の22%にすぎないと主張した。 さらに、日本に最も大きな損害を与えたのは米国と指摘。海外の戦場で旧日本軍に重大な損害を与えただけでなく、原子爆弾の投下を含め、日本本土を猛烈に爆撃したと主張。中国に日本本土を攻撃する力はなく、ソ連は満洲と朝鮮半島北部、日本の北方諸島に進軍できただけだったと主張。この歴史事実を知れば、米国が戦後の日本処理の主導権を握ったことも理解できると論じた。 上記論説は、人民日報系のニュースサイト「人民網」に、2014年9月3日付で掲載された。そして、現在も転載が続いている。一般ユーザー以外にも、ポータルサイトの漢豊網は8月31日に、上記論説を掲載した。 英BBCも上記論説について「最近になり中国のネットで広がっている」と注目した。 ********** ◆解説◆ 徐焰教授は1951年生まれ。軍事誌の専門家で階級は少将。日本の防衛大学校で講義を担当したこともある。(イメージ写真提供:(C)Brandon Bourdages/123RF.COM) ―――― 感想 ―――― 中国にも、こんな正直な意見もあるのか 付け足すとすれば、よく言われる如く ・ 国民政府 ・ 八路軍 この内、中国と言えば中華民国(国民政府) 毛沢東の八路軍は、当時、共産ゲリラに過ぎなかった 戦後しばらく、日本では「中共」と呼ばれていたが 今でも、この呼称の方がいいのでは? そういう事実を押し隠すために あえて「中国」という包括的表現に逃げる 私は、国民政府が「戦勝」したとは思わないが 連合軍の戦勝へ向けた対日工作に成果を上げたことは確か フランスだって、大戦中は、ドイツに占領されていただけ じゃないか? 以前、ここに書いていた在仏の日本人某氏が しきりにレジスタンス礼賛をしてたが フランスは、レジスタンス一色ではない ドイツに協力する勢力も強かった イタリアに至っては卑怯者 形勢不利と見ると ムッソリーニを殺して寝返った ルーマニアといい、ラテン系は信用ならない やはり、次回は、ドイツと組んで(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.09.10 08:42:02
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