カテゴリ:V 【過去ログ 迫田さおり選手 その1】
ラグビー ワールドカップ2015 サモア vs. 日本 プレビュー
Text by 村上 晃一 ラグビー ワールドカップ2015 サモア vs. 日本 南アフリカ代表に勝ったことで、世界の注目を集める日本代表は10月3日、サモア代表と対戦する。目標である決勝トーナメント進出のためには、必ず勝たなくてはいけない試合だ。プールBの順位。勝ち点は以下の通り。1位=スコットランド(2勝、10点)、2位=南アフリカ(1勝1敗、7点)、3位=サモア(1勝1敗、4点)、4位=日本(1勝1敗、4点)、5位=アメリカ(2敗、0点)。日本はサモア、アメリカ戦を残しているが連勝しても、他チームの結果次第では、勝ち点で2位以上に入れない可能性がある。しかし、いまそれを想像しても仕方ない。まずは、サモア戦の勝利に集中したい。 9月23日のスコットランド戦では完敗を喫した日本代表だが、翌日の会見で五郎丸歩が「いろいろ、ああすれば良かったというのはあるけれど、次に向かっていくしかない」と全選手の気持ちを代弁した。エディー・ジョーンズヘッドコーチも、「今大会で最も大切な日が迫っている」と語った。サモアは、9月26日、南アフリカに6-44で敗れたが、肉弾戦では好勝負を演じており、フィジカル面の強さは相変わらずだ。 日本代表にとって明るい材料は、ふくらはぎを痛めていたCTBクレイグ・ウイングがようやく通常の練習に参加し始めたこと。そして、9月5日のジョージア戦で負傷したNO8ホラニ龍コリニアシの復調だ。フィジカル面でサモアの選手達に劣らない2人が万全のコンディションでサモア戦に出場できれば、日本にとっては大きな戦力アップになる。 ジョーンズHCは、「南アフリカと、スコットランドはセットプレーが強いチーム、サモアはアンストラクチャーの攻めに強みを持つチーム」と表現した。対戦を終えた2チームは、スクラム、ラインアウトを軸に圧力をかけてくるタイプだが、運動能力が高く、個人技に優れたサモアの選手たちは、キックをキャッチしてのカウンターアタック、ボールを奪うターンオーバーからの攻めなど、相手の防御が組織化されていないスペースを突くことに長けている。だとすれば、日本代表に必要なことは、そうした状況をできるかぎり作らないことになる。 スクラムで圧力をかけ、ラインアウトからモールを押し込むなど、一対一でサモアの強力なタックルを食らわない攻めを多くする。そして、ディフェンスではサモアの個人技を出させないように、低いタックルで確実に倒し、オフロードパス(タックルされながらのパス)をさせないために、2人目、3人目が素早く反応する。サモアは辛抱強いタイプではない。粘り強く守ればミスをしてくれるだろう。クレイグ・ウイングが「できる限り強いディフェンス、アタックでは強いランをしたい」とコメントしているように、サモアの激しいコンタクトプレーを極力出させないようにしながらも、決して逃げてはいけない。先手をとって仕掛け、サモアより先にアグレッシブに前に出たい。 スコットランド戦の反省は個人プレーに走ってしまったことだ。サモア相手には、日本代表がこの4年間作り上げてきた重層的な攻撃の形を崩すことなく、SH田中史朗(日和佐篤)、SO立川理道(小野晃征)らのパスに複数の選手が走り込み、サモアの防御を翻弄したい。サモア代表の要注意選手は、SHカーン・フォトゥアリイ、SOトゥシ・ピシのプレーメイカーだ。この2人に自由に動かれるとディフェンスが難しくなる。特にフォトゥアリイにはプレッシャーをかけたい。サモアに勝てば、アメリカ戦勝利も見えてくる。激しく、しかし、丁寧に戦ってもらいたい。 村上 晃一 ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。 ―――― 私の感想 ―――― 南アに勝ったのだから、サモアにも勝てる と言いたい所だが 南アに勝ったのだから、スコットランドにも勝てる かな? と思いつつも、賢明な私は(笑) 勝てるとは思えなかった しかし、サモアには、 今の日本なら、勝てそうなのだが 南ア・スコッツとは違って スクラムよりも、身体能力を活かして バックスで攻めてくる相手だと思う SOのピシとやらは、サントリーでもSOをやっていて 日本を熟知しているというが ぜひ、ピシっと、タックルで止めて欲しい それにしても サモア・フィジー・トンガとか あの辺の身体は、大きい もとは、日本近辺から太平洋にこぎ出した民族だが 食物が十分に無い環境下で 効率のいい発育をしたらしい 日本でも、ある特定の地区では 食物をあまり与えなければ 身体が大きくなるのではないか? それには、時間もかかるし (オイオイ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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