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記事 【大地震】10~15年以内に100m級の津波で東京・東北地方は完全壊滅!? 3.11を予言した研究者インタビュー TOCANA 株式会社サイゾー ―――― 記事 ―――― 3.11東日本大震災の20数年前から、大地震と巨大津波が来襲することを予言し的中させた歴史学者・飯沼勇義氏。東京直下型地震や南海トラフ巨大地震の発生が危ぶまれるなか、近い将来、巨大地震やそれに伴う巨大津波は、やって来るのだろうか? ■100メートル級の巨大津波が襲ってくる ――飯沼先生は、東日本大震災の大津波の予言を的中させたのですから、次に来る時期を予言しても、人々から信じてもらえるのではないですか? 飯沼先生(以下、飯沼)「確かに、私は東日本大震災の津波の来襲を的確に予測したことで有名にもなりました。そのため、いろいろな所から話は来ています。私は、次にいつ巨大津波が来るのかも分かっている。けれど、明言することは避けています。人間は、起こってから初めて本当だと認めるものです。しかし、起こるまでは、『まさか』と思って信じないのです。それまでは、嘘つき呼ばわりされるんですよ。それに、私には新たな特許を取って人類のために貢献しなければならない、という大事な仕事も残されています。だから、私は分かっていても言えないんです。ただ、私の著書に書いてあることを読んで気をつけていれば、被災しなくて済むとだけは言いたい」 【その他の画像はコチラ→http://tocana.jp/2017/04/post_13003.html】 ――とはいえ、次に巨大津波が来るとしたら、だいたいいつ頃になりますか? 飯沼「ここで、はっきりと申し上げることは避けますが、今から10年~15年の間には来ます。そして、次に100メートル級の巨大津波が来たら仙台や東京は間違いなくなくなります」 ■東京が巨大津波に襲われる ――東京にも津波が来ると思われるんですか? 飯沼「来ます。まず、最初にやられるのが東京湾周辺地域です。あの辺りは間違いなく液状化現象が始まりますよ。東京周辺が最も怖いですが、千葉県や神奈川県も危ないです。 東京都内やその周辺には、高層建築物がたくさん建っていますよね。耐震構造の建築物はたくさんあると思いますが、津波は地震の3.2倍に相当する破壊力なんですよ。東日本大震災では津波に襲われた建物が根こそぎひっくり返ったんです。いくら地震に強いといっても、津波に襲われたひとたまりもありません。 だから、より強度の高い建物を建てるには、建物の骨組みとなる鉄を強化しないといけません。そのためには、レアメタルという物質が必要なんです。テレビやパソコン、自動車など、産業界では広く使われているものです。 ただ、レアメタルは希少な金属のため、たくさんの量が採れません。それに、日本にはレアメタルの資源がない。だから、私は今、レアメタルを作り出す研究もやっているのです」 ■恐怖のアウターライズ地震 ――ということは、東日本大震災クラスの巨大地震が近い未来に来るということですね 飯沼「東日本大震災は、地震の規模があまりにも大きかったため、日本列島の地下の力のバランスがガラリと変わってしまった。今後、東京直下型地震、東海地震、東南海地震……などさまざまな巨大地震へと発展して行くでしょう。私が今、最も恐れているのがアウターライズ地震です。東北の太平洋側には約200キロにも及ぶ日本海溝があります。東日本大震災は、日本海溝の内側で発生した。けれど、今度は日本海溝の外側で発生するアウターライズ地震が来ると思っています。 震源地が陸地から離れているので揺れは小さくとも、津波は巨大化しやすいのです。私が研究した一連の歴史津波、東北紀元前津波(紀元前160~60年)、東北太平洋沿岸津波(西暦95年)、太平洋沿岸津波(西暦300~330年)、名取沿岸津波(西暦500年前後)を引き起こしたのは、アウターライズ地震と連動した海底巨大地震によるものと考えています。 特に、宮城県南部沖のアウターライズは2000年近く動いていない。もし、ここが動けば東日本大震災を上回るマグニチュード9以上の揺れと巨大津波が予想され、福島県から仙台平野にかけて大きな被害が出ます」 何と恐ろしいことに3.11の大津波を予言した飯沼氏の話からすれば、次は東日本大震災の規模をも超える巨大地震、そして100メートル級の津波が日本を襲うのだ。
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最終更新日
2021.09.08 10:40:31
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