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記事 [ヒューストン/ワシントン 1日 ロイター] エネルギー業界のさまざまな団体が相次いで輸入制限撤回を要求する声明を発表。石油大手エクソンモービル(XOM.N)の投資計画に詳しいある関係者は、輸入制限によって同社が国内最大級製油施設の拡張を手控える事態になりかねないと警告した。 米国石油協会(API)のジャック・ジェラルド会長は「これらの関税は、自社製品の生産の大部分に鉄鋼やアルミを使っている米企業のコストを、そして最終的には消費者のコストを増大させるのは間違いない」と主張。 石油パイプライン協会(AOPL)のアンディ・ブラック最高経営責任者(CEO)は「パイプライン(製造)に影響を及ぼす鉄鋼関税を通じて米国の雇用が犠牲になる事態を、政府はぜひ避けてほしい」と訴えた。 石油パイプライン協会(AOPL)が昨年公表した調査では、パイプラインの費用が25%上がった場合、一般的な建設プロジェクトの費用は7600万ドル増加し、「キーストーンXL」拡張のような大型案件だと最低3億ドルも費用が膨らむ恐れがある。 米州際天然ガス協会(INGAA)の広報担当者は、 AOPLとINGAAは、現在のパイプライン建設計画で支出される金額の約4分の3は、最終的に米国の労働者と企業経営者の懐に入るとも付け加えた。 トランプ大統領の支持基盤の鉱業界の反応もそれほど良くない。 ーーー 私の意見 ーーー これは 米国が、自分で自分の首を絞めることになる 私は現役の商社時代のある時期に ある産油国で 米国の油田掘削業者達に 油井管や輸送管を販売する石油掘削資材供給基地の担当をしていた 油井管とは油田を掘削する際にドリルを先端につけて掘削するパイプ 油送管とは、パイプラインに使用するパイプ 両方とも、日本の鋼管メーカー(当時は新日鉄と住金と日本鋼管)が製造するシームレス(継目なし)パイプで、日本が品質的にトップ 石油のアップストリーム=上流 つまり採油・掘削部門 および ダウンストリーム=下流 採油した原油を製油場に送る輸送過程 さらに製油所での鋼管使用 一日だけで、莫大なコストがかかる事業だけに 最高の精度・品質が保証された日本の鋼管が求められる 米国のメーカーは、小規模な1社しか無かったと思う つまり、日本の独壇場 もう数十年前の話なので 事情は相当変わっているだろうとは思うが 日本がトップ・サプライヤーである事は変わらないと思う ーーーー 米国の製油などの石油産業はもちろん 最近、中東産油国を押しのけて産油量世界一を伺おうと言う米国の ● シェールオイル・ガス業界 日本の高品質・高信頼度のパイプが無いと困るのは彼ら アホ馬鹿で選挙しか眼中に無いトランプだから こういう事情などわかっていないはず 米国の石油・エネルギー産業と言えば巨大な勢力 トランプは、虎の尾を踏んだのかもかも知れない ーーーー よく【水と油】と言うが 人類にとって ● 水資源 ● 石油資源 これは生命線である あと電気、も生命線ではあるが 私、今は惚けたジジイではあるものの 考えてみれば私は 現役の商社時代には この二つの資源分野に携わっていた訳で ● 石油資源=石油掘削 ● 水資源=海水淡水化およびポンプ場 自分で自分を褒めてあげたい(コレコレ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.04 04:13:28
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