記事 大坂Vに杉山愛氏も4大大会優勝太鼓判
デイリースポーツ
2018/03/19 09:40
女子テニスのBNPパリバオープンで、悲願のツアー初優勝を飾った大坂なおみについて、元プロテニスプレーヤーの杉山愛氏が19日、日本テレビ系「スッキリ」で、「こんな短い間でこんなに成長するかというぐらい素晴らしい」と、その成長ぶりに舌を巻いた。
大坂は4大大会に次ぐ規模の大会で、シャラポワなどそうそうたるメンバーを破っての文句なしの優勝を決めたが、これに女子テニスの先輩である杉山も感激の面持ち。
「サーブはもともと定評があったが、
外側に切れるサーブでエースをとったり、
センターに速いサーブを織り交ぜたり、
配球も工夫しながらエースもとっていた。
長いラリーになってもストロークのある選手なので
ロングラリーも制することが出来たので、
相手は何をしたらいいのかと思ったと思う。
完勝だった」と分析した。
これは、私の分析と同じだ(笑)
MCの加藤浩次から「ここまで一気に変わる瞬間って、選手にはあるんですか?」と驚くと、杉山は「シーズンオフにコーチを換えてすごく相性が合っている」と説明。フィジカル面の成長とともに「大きく成長したのはメンタル。大坂選手は自分に厳しくて(試合中は)もっと出来るはずと試合中に自分を責めることがあったが、今年はプラスを見て、どんな時もいいんだよという励ましがあって、ポイントとポイントの切り替えが上手くなった」と、精神面の成長を称えた。
そして改めて「こんなに短い間にこんなに成長するかというぐらい素晴らしい」と絶賛。
4大大会での優勝も夢が膨らむが「勝てる力は充分つけてる」と言い、
確かにハレブ戦だったかな?
第一セットを取りながら「ダメだ」と自嘲する大坂なおみを
サーシャコーチが「世界一位からセットを取ったんだよ!」
と励ましていた
反対に、カサキナのコーチは、第一セットを失ったカサキナに
「今まで第一セットを失ったなんて経験は一杯あるだろう?
これから頑張れば大丈夫!」
と励ましていた
技術面もさることながらメンタル面でのコーチの役割は大きい
「ハードコートが合ってるかな、そう考えると全米オープンかな」と、
4大大会で大坂が勝てる可能性の高い試合も指摘していた。