カテゴリ:L 【人生】【死生観】
AERA dot. 2018/03/05 07:00
* * * 病院勤務の頃は延命治療の権化のようなものでした。 病院の後の世界はどうなっているんだろうと思って70歳でホームへ来たけど、ひどかったね。 8歳年上の認知症の女房に胃ろうをすすめられて拒否した夫が、自ら懸命に食事介助を行い、口からお茶ゼリーを食べさせた姿に皆が感動した。それが火をつけたんですよ。 いろいろな平穏死を見てきたけど、食べる量を見ているのが一番わかる。坂を下るにつれて、だんだん量が減ってくる。 医療をするな、と言っているわけではありません。 医療が俺たちを生かしてくれている、そんな錯覚に陥っているのでしょう。
まだまだ世の中は変わる途上だけど、そろそろ延命治療にとどめをさしたいね。 ※週刊朝日 2018年3月9日号 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.19 19:11:38
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