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関学大QBが被害届、父親はアメフット経験者
当初はためらいも説明なく方向転換か
特集:アメフット.
アメリカンフットボールの日大の選手が危険すぎるタックルで関学大のQBを負傷させた問題で、被害選手の父親が21日、警察に被害届を提出したことを明らかにした。父親が同日夜、大阪市内で初めて記者会見して経緯を説明する。
日大の内田正人監督は19日、兵庫県西宮市内で負傷した選手や保護者らに謝罪した後、一連の問題の責任は自身にあるとして辞任を表明したが、ラフプレーを自ら指示したかなどについては明らかにしなかった。
父親は当初、関学大を通じて取材を断っていたが20日、関学大を通じて談話を公表。「日大選手がどうしてあのようなプレーをしたのかの説明がなかったし、指示があったのかも話されなかったので釈然としない」としていた。
関係者によると、被害者の父親は大阪府下の名門高校に在籍したアメフットの経験者。
警察には相談したものの、事件直後はけがをした選手と同じフットボール選手を告発することにためらいを感じていたという。