今回の宮川選手は、ひとりでブリッツを仕掛けたのだと思う
彼のポジションは、多分、ラインバッカー
それも、アウトサイド・ラインバッカーと言われる
最も外側からラッシュするポジション
「ブリッツ」とは
ナチスドイツの電撃作戦のことだが
そこから転用されて
アメフトでは、ブロッキングを省略して
主にQBを急襲してサックする戦法
宮川選手がそういうポジションだからこそ
彼だけが指名されたのだと思う
彼は多分、アウトサイド・ラインバッカーのアサインより、さらにワイドに構え
READもせずに、ロケットダッシュし
外を大回りして
競馬で言えば「大外」を回って
ブロッキングされないまま
一直線に、関学QBに突進
パスが失敗し試合がストップしているのにもかかわらず
突進をやめず、戦線を離脱していたQBに後ろから下半身をタックル
そういう経緯だと思う
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ところが
「ひるおび」では
東大アメフト部の森監督が
アライメント無視、リードせず
と言う今回の宮川選手のプレーは
アメフトではあり得ないという
まだ、こんなことを言っている
東大は、そんな、アメフトをやっているのか?
どうして、こういう「うそ」を言うのだろう?
私は、本当に理解できない
まあ、私は、日本の大学アメフトは
ほとんど見たことが無いのだが
ひょっとしてそこでは
米国NFLオールスター戦のように
【ブリッツ】は禁止なのだろうか?
選手は、必ず、アラインメントを守り
リードしながらブロッキングまでで
がむしゃらなブリッツはしないのだろうか?