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健康記事 熱帯夜の危険な眠り方と正しい快眠法 坪田 聡 2018/07/17 20:45 ものすごい暑さが続いている時節柄 © AllAboutMedical 提供 健康に良いと思われている睡眠法が、体調不良の原因や、命の危険につながることもあります。熱帯夜の睡眠法としてよくある勘違いと、正しい快眠のコツを解説します。 (前略) だらだらと書いてある記事を ● 「エアコンを切って眠る」と睡眠の質が下がる 健康のためにエアコンを切って眠る、という人がいますが、これは間違い。 最低でも寝ついてから3時間はつけておくのが正解です。 熱帯夜の場合、一晩中エアコンをつけておくことで、 理想的な温度・湿度の環境が実現でき、快眠することができます。 室温は26度以下、湿度は50%前後に保てるよう設定しましょう。 (中略) 睡眠の前半には「ノンレム睡眠」という、主に脳の睡眠が多く現れます。特に、寝ついてからの3時間ほどには、深いノンレム睡眠が集中していて、脳の休息に大事な役割を担っています。ですから、眠ってからの3時間はしっかりエアコンを使って、寝室を理想の温度・湿度に保つべきです。 (中略) 「扇風機のそのまま使用」は、こむら返りや倦怠感を招く 「首振り機能」を必ず使うようにしましょう。 エアコンに比べて扇風機の消費電力は、20分の1程度の少なさです。 同じ室温でも秒速1メートルの風が吹くと、体感温度が1度も下がります。 ですから、熱帯夜は節電のためにも、扇風機を上手に使うことが求められています。 (中略) 首振りせずに扇風機を使うと、体の1カ所だけに風が当たり、冷え過ぎてしまいます。 筋肉が冷え過ぎると、夜中にこむら返りやケイレンが起こったり、 目覚めた後にだるさや倦怠(けんたい)感を感じたりします。 理想的には、体に直接風を当てず体の上空に風を送って、 空気をかき混ぜるようにすると、体への負担が少なくなります。 (中略) 「夜に水分を控える」と、心筋梗塞や脳卒中での死亡リスクも (中略) 眠る前に500mL以上の水分をとるようにしましょう。 (中略) 汗を自覚しない状態でも、一晩でコップ1杯ほどの汗が出ています。これが熱帯夜になると、一晩で500~1000mLも汗をかくことも珍しくありません。 これだけの水分と塩分を失った後、暑い日中にさらに汗をかくと熱中症になりやすくなります。また、早朝には血液が濃くなっているので、心筋梗塞や脳卒中の危険性が高まってしまいます。 熱中症の予防には、汗として失った水分と塩分の補給がもっとも大切です。 さらに良いのは、汗をかく前に失われると予測される水分と塩分の一部を、あらかじめ補給しておくことです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.17 23:57:31
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