カテゴリ:🔴 J 【日本】【考古・人類学】
酷暑の中、小学一年生に校外学習を強行して生徒を死亡させる教育と地震発生の中、数時間掛けて出勤する社畜根性の問題
先週も、出勤社畜と殺人教育の問題について書いたが この二つの問題は、日本人特有の「がんばり」が原因で同根だと思う 第二次世界大戦における日本軍を見ればわかるが ● 合理性よりも精神主義 なのである ● やる気を標榜する、まではいいのだが それが本当に効率的か? そういう反省が無い 私が嫌いな夏の甲子園が典型だが あれなど、給仕の気持ちは美しいが 見方によれば SMショーとしてみることもできる 常人なら耐え難い酷暑の、しかも照り返しの中 泥と汗の感動ドラマである 感動ドラマであるためには 酷暑の中の試合という過酷な背景が必須 ーーー 出勤社畜だが 東日本大震災ほどの大地震では無かった北大阪地震だが それでも、まだ、数千件の家屋損壊があり、簡単には修復はできないようである なによりも、交通機関がストップしてしまっているにもかかわらず アリのように行列を作り、延々とオフィス向けて歩き続けると言う 合理性のかけらも無い愚劣極まる行為は、日本人以外には、全く理解できないことだと思う (私は半分外国人なので)(笑) それでいて、疲労困憊して会社にたどり着いてはみたものの 会社に滞在できる時間など、二・三時間に過ぎない そもそも、社会が混乱していて皆が浮き足立っているのだから 実のあるビジネスなどできるはずが無い いや、誰も、そういう状況下で仕事をしようなんて思ってもいない 自分の忠誠心をアピールする好機だと思っているだけである さらに、行きはヨイヨイ、帰りは怖い、である 膨大な帰宅困難者ができてしまってさらに社会が混乱する 迷惑なだけである では、なぜ、このような状況でも出勤しようとするのか? このような困難な状況下でも出勤するという忠誠心を認めてもらいたいためである 上司も、このような状況下に出勤してきた部下達の勤勉さと責任感に密かに感動したりする 出勤した来た社員達も、いかに出勤が困難であったかを競って説明 困難自慢を競う 自分の能力は、雨にも負けず風にも負けず、とにかく出勤すること自体にある そういう自覚がある人間達なのである いいかえれば、およそ生産性などには意識が無い人達である まあ、能力が無い人間ほど、このような時に出勤して 本来の能力以外の(笑)勤勉度・忠誠心をアピールする 出勤する、オフィスにいる そういうことが能力である人達である まあ、こういう人達を日本のオフィスから根絶することは難しいが ーーーー 小学一年生が熱中症で死亡 警報が連日出ている 熱中症患者がバタバタ死亡している日本列島という状況下で 一時間半の校外学習を強行した女性教師 おそらくそれが「強行」であったという自覚さえ持たずに ただ、時間割通りに実施したのだろうが ここにも社畜出勤と同じく 自主的な判断の不在という問題が浮かび上がる 裏返して言えば 中止という責任をとりたくなかったのだろう それに校外学習の中身が「昆虫採集」!? まだ今頃昆虫採集を学校の行事としてやっているのか?! それに、死亡した生徒が、いたいけな小学一年生である 言葉も無い お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.07.24 04:47:58
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