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七詩さんブログへの投稿 大学コネ入学と階級社会 以下は、七詩さんの「裏口入学という昭和臭のする言葉」 裏口と言うべきか否かは別として 米国の大学において コネおよび寄付金で入学するのはザラ コネの内容は、親がOBで、有力者で多額の寄付をおこなう そういう要件があれば 大きく言えば需要と供給か トランプなどその典型(だと思う) 彼の場合は、ペン・ステイト、ペンシルバニア州立大学だが (超難関校) それでも間違いないと思う ブッシュだってそうだろうし 小泉進次郎 偏差値最下位クラスの関東学院卒(笑)からコロンビアの大学院(笑) 彼に東京医大の件について感想を伺ってみたいものだ(笑) ーーーー 七詩さんへ おっしゃることはわかりますよ 私も、書こうともしたんですが 生命を なんというか 預け無ければならない医師を養成する医大ですから他の大学とは違います ただ、国家試験という次のハードルもありますが 医大は論じる範疇が別ではあるべきでしょう おっしゃる通りです ーーーー 米国の名門大学では日本と違って OBの寄付がものすごい金額になる 構内にOBの個人寄付で建てられた建物がいくつもあったり そういう事も背景にあるのだと思います ーーーー 七詩さんへ おっしゃるように 医者の子は、どうしても医者になりたい 医者の親は、どうしても子供を医者にならせたい 他の職業には無い特殊な執着の背景があります と言うことは、やはり、医者は儲かる、と言うことでしょうか?(笑) 「ある愛の詩」 私がベトナムにいた頃に主題歌が流行っていた映画で懐かしい >主人公はハーバード大学に予備校から入学し、最初はヒロインに金持ちのぼっちゃんと言われていました。 ーー この部分、少し説明したいと思います この「予備校」と訳された学校は 日本のような受験に特化した各種学校では無く、 高校ではあるのですが、 ハーバードのような一流大学への進学を望み受験準備する 富裕層の学生が通う高校です 通称「プレップ・スクール」、中高一貫校である場合が多い プレップとは preparatory 準備的な の略称です だから予備校と訳されてしまったのでしょう こういう高校では生徒がしゃべる言葉も「プレップ・アクセント」と呼ばれるもの 私の姪がこういう学校にいたので知っているのですが 英国にもプレップスクールがあります ただし、これは、高校では無く、中学校相当 寄宿舎制(ボーディングスクール)が主 名門パブリックスクール(高校)への進学希望者が通う学校です つまり、階級社会の英国には貴族・上流階級の ● 中学 プレップ・スクール ● 高校 パブリック・スクール (イートン ハーロー ウィンチェスター など) ● 大学 オックスフォード ケンブリッジ と言うエリートコースが確立しているのです このコースでも、米国と同じく、独特のアクセントの言葉が使われて 話すアクセントだけで、エリートであることがわかる 現首相のメイ首相のアクセントは、ひときわ強いオックスブリッジ・アクセントに聞こえます (オックスブリッジとはオックスフォードとケンブリッジを併せて呼ぶ通称) 今調べてみたら、メイ首相は パブリック・スクールでは無く、 グラマースクールを経てオックスフォード大学に進学 (やっぱりオックスフォードではあった) グラマースクールというのは、高度な教育をする名門公立高校 中流階級の星、と言うところらしい サッチャーも、同じ、グラマースクールからオックスフォードというコースです ーーーー 七詩さんへ >そうですか。主人公はバレット講堂を寄付したくらいの名門の出なのに、なんでストレートにハーバードに行かなかったのかと疑問でしたが、謎がとけましたw。 ーー まあ、映画の字幕では、そこまで説明できないですからね 予備校、と言う便宜的な表現になったか? または、 字幕翻訳家がプレップ・スクールを知らなかった可能性もあります >サッチャーもメイも上流でないだけでことさら完璧な上流の英語をみにつけているのですね。 ーー 二人とも、プレップ → パブリックスクールという名門コースで幼年期を過ごしていないだけに、オックスフォードだけでは、オックスブリッジ・アクセントが十分身につかなかったかもしれません だから、サッチャーさんは、政界で出世を意識してからは、 個人教師について、上流アクセント習得と演説におけるヴォイストレーニングを受けたそうです メイさんの場合は、どうなのか調べていません メイさんは、お父さんが英国国教会のえらい人だったので、ある程度、下地はあったものと思われます サッチャーさんのお父さんは、市長を務めた地方の名士とはいえ、平民英語だったと思われます 英国の議会では、言葉が上流英語でないと、威厳が保てないのです これは現実 >でも、とんでもない財産家ならともかくいまどき「階級」など意味があるのでしょうか。 サッチャーは中流出身ですが抜きんでた秀才ですし、 逆に故〇〇妃は貴族出身ですが成績不振だったとか…真偽不明ですけど。 ーー 故ダイアナ妃ですね おっしゃるとおり上級校には進学できず、幼稚園の保母さんをしていました 自分で自分の脳は「ピーナッツ・ブレイン」だと自虐していました 芸術に造詣が深く教養のあるチャールズ皇太子とは、そういう面でも合わなかった様ですが 男女の仲は、難しい(笑) >今のような実力の時代に親の能力がストレートに子供に受け継がれるものでもない。本人の能力、努力による階層ならともかく、生まれによる階級なんてものがどれほどの意味があるのか。 ーー おっしゃりたいことはわかりますが そういう単純な考え方は、 武士階級の消滅などで階級が消滅した日本でだけ通用するものです 欧州は平均化されたとはいえ今も基本的には階級社会 階級によって、言葉も大きく違いますし、学歴も教養も違う 階級差は驚く程大きい 英国など滞在してみてわかりましたが 日本人の視点だけで見ては、理解できない点です 共産化された東欧さえ、旧貴族・教養階級とその他では考え方からして違います それは、観察眼と分析力を持ちながら 深く、長期間、付き合ってみないとわからない点ですから (私は、結婚もしたし)(笑) 日本ではあまりそのことが認識されていない
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