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ーーー 記事 ーーー タイにプチ移住してみた 生活費はいくら必要かリアル検証 2019/11/07 16:00
中高年になってからの海外移住は 日本人の海外旅行先として人気のタイは、移住先としても注目を集めている。一般財団法人ロングステイ財団が発表した「ロングステイ希望国・地域2018」によれば、8年連続でタイが2位(1位はマレーシア)。実際にタイにプチ移住したマネーポスト記者が、注目される理由をリサーチする。 移住先はタイの首都・バンコク。 航空券は格安航空会社(LCC)を利用すれば、往復3万円前後。 国内でいえば、新幹線で東京駅から新大阪駅間の往復料金くらいだ。 セールともなれば、往復2万円を切る安さとなる。 まず、気になるのは物価事情。タイの物価は日本の約3分の1という話をよく聞くが、実際に現地に住む日本人男性に聞くと、現在では「日本の2分の1から3分の1の間」というのが実情のようだ。 「10年前と比べて物価も上がり、3分の1というのは昔の話です。以前は日本円で月7万円くらいあれば、それなりにいい暮らしができたと思います。でも今は、月に13万円、欲を言えば15万円以上ないと、タイでの“いい暮らし”は難しいと思いますね」(現地在住の日本人男性) では、実際に住んでみるとどのくらいかかるのか。 とにもかくにもまずは、住まいの確保だ。日本語ができる知り合いのタイ人に言わせると、主に駐在員が住む日本人街である、プロンポンなどの高級エリアが広がるスクンビット西側は家賃も相当なものだという。駐在員が住むエリアは、日本の地名で言えば表参道に匹敵するらしい。 おすすめは東側のエマカイやオンヌット。主にタイ人が住むエリアであるが、日本人もかなり住んでいるという。もしくはバスターミナルがあるアヌサワリー以北が、タイ人にとって人気のエリアで住みやすいと教えてくれた。日本の地名に例えると、世田谷区や品川区あたりの、ファミリー層が住むようなエリアだという。ローカル色はやや強いが、ドンムアン空港に近いこともあり、おすすめ度は高いとのこと。 夏服だけで済むので冬服をそろえる必要はない そのアドバイスに従って、家賃がそれほど高くないエリアで、コンドミニアムを借りることにした。 1年契約で日本円にして月額3万2000円、ジム・プール付きの分譲マンションだ。 日本では、東京都内で単身者向け・約8万円のワンルームに住んでいたので、その“コスパ”に驚いた。契約でオーナーと直接契約なので、仲介手数料はかからないが、前払い金はデポジットとして2か月分必要。ちなみに暑いタイで気になるのは電気代だが、1か月エアコンをつけっぱなしでも3500円ほどだった。日本では真夏に9000円を超えた経験を考えると、電気代も破格だ。 次に注目したいのは、食費。タイのコンビニ事情はセブン-イレブンがメジャーで、ファミリーマートやローソンは、ちらほら見かけるといったイメージ。セブン-イレブンでは、いわゆるお弁当が日本円で150円程度。屋台も同程度かやや安いといった具合。フードコートでも同様だ。ちょっとおしゃれなタイ料理店であれば、500~900円も出せばお腹いっぱいになることができる感じだ。 とはいえ、タイ料理がどんなにも好きでも、日本食が恋しくなるもの。例えば、ファミレス形式のリーズナブルな日本食レストランである「フジレストラン」では、定食で1000円ほど。しゃぶしゃぶやすき焼きのお店では、2000円以上は覚悟した方がいいだろう。日本食は意外と高いということは覚えておいた方がよさそうだ。 そして衣服。タイの衣服はジーパン800円、Tシャツは300円といったところ。基本的には夏服だけですむので、冬服をそろえる必要がないのは便利。ただし、日本でお馴染みのユニクロは、意外にも日本より1.5倍ほど高かった印象。極端な話、ユニクロが好きなら日本で買ってからタイに渡航した方が安上がりになるかもしれない。 物価が上がったとはいえ、記者は観光など娯楽費などを含めても、1か月 10万円ほどでタイ生活を送ることができた。 少し余裕ある贅沢をしたいなら、月15万円ほどあれば十分といえそうだ。 もし、日本の生活に不満を抱いているならタイ移住を検討してみてはいかがだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.11.08 13:25:48
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