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--- 【 復刻科学記事】 --- スポットライト理論」 時間は流れてはいない 止まった状態で、 現在・過去・未来が同時に存在している (米研究) 2015年03月25日 時間は人間の感覚から独立して実在するのか、それとも実在しないのか? 時間に関しての概念は実に興味深く多くの研究者たちを魅了している。 マサチューセッツ工科大学の哲学助教授、ブラッド・スコウ博士は、 時間は流れていない。むしろ止まっていると考えている。 相対性理論をもとにすると、 「現在・過去・未来は同じ時空間に広がっていて、 それが散在しているといる状態にある。 なので、 流れるという表現は間違いだ」。 ということのようだ。 スコウ博士は 「ある出来事」が過去になるという現象は間違いであり、 時空間はブロック宇宙論の法則に従い、 「未来・現在・過去」を同時に内包していると考えている。 彼はこの現象を 「(時空間の)一時的な散在」と呼んでおり、 「私たちはある特定の時間(現在)にのみ存在しているのではなく、 全ての時間に同時に存在しているのだ」と語っている。 2_e3 既存の時空間理論は「現代主義・現在主義」を取り入れている物が多く、 これらの理論は 相対性理論と矛盾を生じてしまうそうだ。 大まかな3つの時空間理論 1. 現在主義や三次元主義: その瞬間にしか時間は存在せず、現在のみが実在。過去も未来も存在しない。 2. 成長ブロック宇宙論: 過去から現在までが存在しており、未来は人間の予想に基く仮想なもの。 3. ブロック宇宙論: 現在・過去・未来、同じ時空に同時に存在する。 スコウ博士が提唱する「スポットライト理論」は、 ブロック宇宙論が元となっている。 まるで時間(過去・現在・未来)がみな舞台役者のように 空間という一つのステージに同時に存在しており、 そこにスポットライトが当たり、 過去から現在へ、現在から未来へ・・・と スポットライトが移動していく、 という理論である。 もちろんこの場合、 過去・現在・未来は同じ空間という舞台に同時に存在しており、 決して過去が消えたり、未来が現在の場所を取ったりするわけではない。 この理論は相対性理論と矛盾を生じる事がない時間理論の一つで スコウ博士はこの理論を絶賛している。 「移動するスポットライト理論の最も素晴らしい点は ブロック宇宙論で語られる時間の説明を完全に肯定できる点です。 例えば あなたが10年前に経験した事は スポットライト論では完全に過去の物という訳ではありません、 あなたと同じ空間に居るけど スポットライトが過去から現在に移動してしまったから、 過去という物に触れる事が出来ないだけです。」 via:newsoffice・原文翻訳:riki7119 ―――― 私の感想 ―――― 私にとって 過去は消え去ってしまったわけではない という理論は、好ましい 死んだ祖父母や母親も、過去という世界に実在している と言うことであれば,好ましい この理論は,パラレルワールド、と言う理論と どう言う関係にあるのだろうか? 我々の感覚では、時間は流れている like an arrow と言うではないか? それは、錯覚なのか? それに 「スポットライト」って、なになんだ?(笑) だれが操っているのだ?(笑) この点など もっと、親切な説明があってしかるべきだと思う --- ケルンコンサートさんからのコメント --- NHK BSで以前放送されていた「モーガン・フリーマン 時空を超えて」は録画して見ていました。alex99さんもこの番組のファンだったと記憶しています。 録画の大半は見て消ししましたが、興味深いものは残してあります。「時間」に関するものでは、「時間を遡ることはできるのか?」、「時間の正体は何なのか?」を残してあるので、さっき前者の方を何回目かの視聴をしました。 昨日~今日と遠方に出かけていて長時間運転の疲労などもあり、ただでさえ希薄な集中力(笑)がもっともっと希薄な状態での視聴だったので、やはり何も理解できませんでした(言い訳が多いなぁ、笑) 番組内でもアインシュタインの相対性理論から導かれるのは「ブロック宇宙論」で現在・過去・未来、同じ時空に同時に存在する という立場の構成になっていました。ただ、スコウ博士、スポットライト理論の紹介はなかったと思います。 >我々の感覚では、時間は流れている >like an arrow と言うではないか? >それは、錯覚なのか? 上記の番組では哲学者だったか物理学者だったかが、「時間は流れている」という感覚は脳がヒトが生存していくために最も適した感覚なので、そういう感覚を持つに至った、というような説明をしていました。まぁ、多少は理解できますが、ほんまかいな?という気もしますね。 それと、 「「ブロック宇宙論」で現在・過去・未来、同じ時空に同時に存在する」 については、同じ時空に同時に存在する の「同時に」という概念自体がおかしいような気がします。 「同時」とはなんぞや? 現在・過去・未来が 映画のフィルムのコマ単位でいわゆる過去無限長、未来無限長までの長さのフィルムに記録されているイメージを思いうかべると、「同時」って一体全体何?? と思いますわ。「同時に」って、それは時間が流れている前提での言葉じゃないですかねぇ? (2019.03.18 00:25:39) --- alex99からケルンコンサートさんへのレス --- ケルンコンサートさんへ >「「ブロック宇宙論」で現在・過去・未来、同じ時空に同時に存在する」 については、同じ時空に同時に存在する の「同時に」という概念自体がおかしいような気がします。 「同時」とはなんぞや? 現在・過去・未来が 映画のフィルムのコマ単位でいわゆる過去無限長、未来無限長までの長さのフィルムに記録されているイメージを思いうかべると、「同時」って一体全体何?? と思いますわ。「同時に」って、それは時間が流れている前提での言葉じゃないですかねぇ? ーーー そう考えるのが普通ではあると思うのですが ただし そういう感じ方は、人間が自分たちが受け入れやすいように、錯覚しようとしているだけなのかも知れません 例えば、パラレル・ワールドの存在なども、人間の脳は、容易に理解使用とはしません 理解することを拒みがちです 過去・現在・未来という名称も、人間はそれらが別個に存在しているのだ と思いがちですが それは、単に、時間は一方向に流れて、遡上しない、という人間の感じ方によって、そう感じているるだけなのでは無いでしょうか? つまり、流れていなければ、同格で共存して存在しているわけで、だから敢えて、「同時に」という、時系列で規定する必要性さえ無い、のでは無いでしょうか? そのうえにもともと 「時間」とは、空間と混じり合った「時空」というものだと考えられているので・・・ なんのこっちゃ??(笑) ケルンコンサートさんは、理科系出身のようなので こういう話題に反応してくれますが こういう人智を越えた世界の事は、 例え理屈としては無理に理解しようとしても(笑) どうあがいても人間は実感を伴っては納得できないわけで しょせん、人間は無限世界を感じることが出来ない、有限の存在なんですから(笑) ただ 宗教の世界では 別のシンプルな解決法をとっていて わからないことはすべて「神の仕業」にしてしまう(笑) パラレルワールドとか、ブロックとか 難しいことは言わない 天国と地獄があるだけ(笑) その所在地もわからない(笑) ♪ 天国良いとこ ♪ 一度はおいで ♪ 酒はうまいし ♪ ネーチャンはきれいだ らしいです(笑) あまり深く考えない方がいいですよ(オイオイ) >(スポットライト理論の) 「スポットライト」って、なになんだ?(笑) だれが操っているのだ?(笑) ーーー 昔のストリップ劇場を思い出せばいい(笑) (私は、二回しか行ったことが無いが) (言い訳がましい)(笑) 人間の目は いや、男性の目は(笑) スポットライトの当たる「箇所」(笑) 「だけ」を見てしまうので その箇所以外にも、 あれやこれや いろいろなものがある と言うことは意識の外になってしまう(笑) 結果的に 見えないままに 「その箇所」しか無い・・・ と思ってしまう(笑) --- ナランハさんからのコメント --- alex99さんへ 数学の恩師が描いた絵ですが、マスキングテープを縦横斜めに貼って、 「縦を剥がせば過去、横を剥がせば未来、斜めを剥がせば現在」 という描き分けをしておられました。 同一画面で同一対象の3解釈、3変化が、空間的に処理できるケースです。 この方、「記号論理学はわからなくなったら、その地点に戻ればいい」と。 このアドバイス、ヘミングウェイのキリマンジェロのトラと重なりました。 予想外の箇所でのトラの死因を「もとに戻れなかった」からだろうと。 歴史上、数多のlost discoveryは、橋がかからなかったからの現象では… このタイミングでこの話題、自分にとって、出会いものでした。 一年前だったら、縁なき衆生。 (2020.09.25 23:26:34)
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最終更新日
2022.10.12 16:19:09
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