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―-- 記事 米異国政治 --- トランプ氏に「同情票」見込めず、バイデン氏のリード拡大-世論調査 原題:Trump Fails to Stir Sympathy as Biden’s Lead Widens (c)2020 Bloomberg L.P. Gregory Korte (ブルームバーグ): 11月の米大統領・議会選に向けた直近の世論調査では、新型コロナウイルスに感染したトランプ大統領への「同情票」は見込めないことが示された。一方、先週行われた第1回候補者討論会での同氏に対する評価は低い。 民主党候補のバイデン前副大統領は全国規模の世論調査で支持率を上げており、両者の差は現在、7月下旬以降で最大となっている。 選挙戦での大きな動きが世論調査に反映されるまでには通常1週間程度かかるが、当初の状況としては、有権者がトランプ氏の病気にほとんど同情していないことが示された。ロイターとイプソスの共同調査では、投票する可能性が高い有権者の3分の2は、トランプ氏が新型コロナをもっと深刻に受け止めていれば感染していなかったとの見方を示した。 過去には、深刻な健康問題を経験した大統領の支持率が短期的に上昇することがあった。1955年9月に心臓発作を起こしたドワイト・アイゼンハワー氏の支持率は71%から78%に上昇。ロナルド・レーガン氏の支持率は1981年の暗殺未遂事件後に11ポイント上がった。 リアルクリアポリティクスがまとめる世論調査の全米平均では、バイデン氏がトランプ氏を9.1ポイント差でリードしている。 バイデン氏が支持率57%でリード、トランプ氏41%-CNN全米調査
--- 私の意見 --- トランプの感染に対して、病状次第では 米国民が同情票を投じるかもしれない 私は、この可能性を示唆したが 結果は、同情票はほとんど期待できない、と出た むしろ、感染は自業自得、という反応である これは、病状が軽かった?せいもあるが トランプの相変わらずの、反省無き暴走に対して 米国民があきれた、というところであろう これは、トランプの計算違いもある カウボーイ国家・アメリカには、マッチョイムズとでもいうべき風潮がある 映画俳優では、西部劇スター、ジョン・ウエインに代表される 最近の映画では、アーノルド・シュワルツェネガーに代表される 恐れなど全く感じない完全無欠な100%強気男(笑)である もちろん、現実には、そんな非現実的な人間は存在しない むしろ、現代では、一見男らしく見える男性の内面のもろさ・弱さ、繊細さを描く、そのようなものが主流をなしている 広く言えば、やせ我慢哲学のハード・ボイルド文学も、その範疇であろう 地域的に言えば、中西部や南部で受けるのはマッチョ 東海岸のインテリ層には、現代的な苦悩タイプが共感されるかもしれない トランプは、本人自身はともかくとして、国民にショーアップしたい自身のトランプ像は、マッチョである トランプの岩盤支持層が、民主党寄りのインテリ層では無く、労働者層・農民層であることも計算しているだろう ただし、今回は、このマッチョ演技が過ぎてしまった と言っても、トランプに思慮深いインテリ像は、演じられない バイデンとの支持率が縮まらない焦りの中、感染によって、選挙戦での不利な状況が拡大 半ば供覧状態の強制退院 さすがに、岩盤支持者層以外にとっては、引いてしまう光景である これでもう、よほどのサプライズが勃発しない限り バイデンの逃げ切りが濃厚となった バイデンは、1st debate において、とランプとはインファイトせず、アウトサイドボクシングに徹した というか、できるだけとランプの挑発に乗らぬよう、国民に語り掛ける手法を採用した また、たぶん、認知の症状を抑えるために、何らかの薬物を服用し、出Kるだけしっかりとふるまい、認知の症状を表面化させない そういう手法をとった これは、ほぼ成功 ただ、この 1st debate では、どなり合いに終始、主要争点の深堀はされていない 特にバイデンが恐れるのは、次男のウクライナ及び中国からのわいろをつつかれることである 1st debate においては、トランプがこれを言い立てようとした時,司会のウォーレン Jr が、アンフェアにもトランプを遮って、十分に追及させなかった これが、今後どうなるか? 言っておくが、私は、トランプが大嫌いである 異常性格のみならず、精神異常の記事があると思う これは、米国の何百人もの精神科医が集団で声明を発していたことでもある ただ、それでも、バイデン当選の結果としてのトリプル・ブルーは怖いし 対中政策及び対日政策におけるバイデンンは、不安がある ただ、同盟重視・国際協調・自然環境重視 この点では、期待できるものがある どちらが大統領になるにしても、心配の種は尽きない とりあえず今日の カマラ・ハリス vs ペンス このVP候補同士の debate を注視である お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.08 07:34:55
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