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【米国政治】 バイデン外交人事予測 バイデン氏外交チームに中国緊張 エリート集結した「鉄のトライアングル」誕生… 11/12(木) 17:27配信 中央日報日本語版 米国シンクタンクの新アメリカ安全保障センター研究員エリー・ラトナー氏は米国内の若き中国専門家とされている。2015年、オバマ政権時代にバイデン氏の側近として対中政策作りにおいて重要な役割を果たしていたという。[新アメリカ安全保障センターホームページ キャプチャー] 人が変われば政策も変わる。中国はジョー・バイデン米次期大統領の政権に備え、果たしてどのような人物が対中政策作りに取り組むのか、研究が盛んだ。 これに関し、中国シンクタンク太和の陳征研究員の分析が目を引く。 中華圏のインターネットメディア多維が10日に紹介した陳征研究員の調査によると、 バイデン外交はまさに「夢のチーム(dream team)」と呼ばれるほど華々しい外交の専門家によって支えられる見通しだ。 オバマ大統領時代の外交を主導した人物を中心とするが、 政界との関係、学術各分野で若く覇気のある人物と年配の経験豊富なベテランが一堂に会している。 20チームで2000人を超えるという。 陳征研究員はバイデン外交の対中政策と関連して注目すべき中心人物として、 まずバイデン氏の直系と呼ばれる3人を選んだ。 1人目の人物は、ことし58歳のトニー・ブリンケン元国務省副長官。 ブリンケン氏の対中政策の基調は、米国が中国より有利な立場や条件に立たなければならないというものだ。 ブリンケン氏は、予防的外交を強調し、軍事的圧迫も支持している。また、対中貿易はルールに基づいて対等かつ互恵的に行うべきだという立場だ。中国の一帯一路(陸上および海上のシルクロード)構想には米国が民主国家と連携して対応しなければならないと述べている。 alex99 さすがにこの問題に極めて敏感な中国の分析は精緻である その一方で、日本からの予測は一向に出てこないのが情けない 私は「国務長官」の第一候補として、このブリンケン氏を予想する まず、彼には、オバマ政権で国務副長官を務めたという SOLID な実績がある 四年前には、その役職で来日して当時の岸田外相と会談している 数日前にバイデンが開いた内輪の政策会議にも出席している 今まで、前国連大使のスーザン・ライスが有力候補とされていた 私自身も、媚中派とされるライス氏の国務長官就任を恐れていた しかし、彼女はこの会議には呼ばれていない様子である ライスに関しては、以前、オバマ政権時代 国務長官就任を断念せざるを得なかった以下のような経緯がある 関連記事を引用してみたい ーーー (2012年 ロイター/Allison Joyce) 2012年11月27日、次期米国務長官候補のスーザン・ライス国連大使について、リビアのベンガジの米総領事館が襲撃された事件をめぐる同大使の発言に野党共和党の上院議員らが反発し、指名されても承認しない構えをみせている。 (中略) ライス氏は27日、自身に批判的な共和党上院議員らと会談し、発言の一部に誤りがあったと認めたが、議員らを懐柔できなかった。 ーーー 私は、バイデンが今回、ライスを国務長官候補として推す動きを 「まだ」見せていない理由は二つあると思う 一つは、過去のこととはいえ、共和党の強固な反対により、ライスの国務長官就任が実現しなかった事実があり、この空気はその後も良化していない 二つ目は、「バイデンは中国に対して融和的なのではないか?」という強い懸念が、米国国内はもとより、日本政界においても存在していて バイデン自身、そのことを誰より意識しており、且つ、その懸念を払しょくしたいはずであることである 2人目は、65歳のトーマス・ドニロン氏だ。 オバマ時代に国家安全保障補佐官を務めたドニロン氏は、バイデン家族と親しい間柄で「バイデンのもう1人の自我」と呼ばれるほど近しい。米中高官協議によく参加し、中国指導部高官と面識がある。 3人目は、43歳のエリー・ラトナー氏だ。 米シンクタンクの新アメリカ安全保障センター研究員のラトナー氏は、米国の若き中国専門家とされている。2015年のオバマ政権時代にバイデン氏の側近として対中政策作りに重要な役割を果たしたという。 陳征研究員は、バイデン氏の直系と呼ばれる3人のほか、更に2人に注目すべきだと言う。 オバマ時代に国務省東アジア太平洋担当次官補を務めたことし63歳のカート・キャンベル氏がその1人だ。キャンベル氏は、オバマ政権の中国抑制法案「リバランス戦略」策定の設計者だ。特にキャンベル氏と近しい外交人脈がトランプ政権内でも各部門に布陣しているほどの影響力が大きい。 陳征研究員は最後に注目すべき人物として44歳のジェイク・サリバン氏を挙げた。ヒラリー・クリントン氏の直系に分類されるサリバン氏は、ヒラリー氏から未来の大統領候補と賞賛されている。民主党内に浮上する外交及び政治の新星として遜色ないという。 陳征研究員はトランプ氏の外交チームがトランプ氏個人を中心とした友人の集まりだったとすれば、 バイデン氏の外交チームは各分野のエースが参加する「集団軍」を形成し、中国としてはトランプ政権時代よりも厳しい相手を迎え、より緻密で専門的な外交戦を繰り広げなければならないだろうと述べた。 特に対中政策の基調についてはキャンベル氏とサリバン氏、ラトナー氏が「鉄のトライアングル」を構成し、リードしていくとの見方を示した。今や米中関係が指導者1人の交代によってがらりと変わる時代は過ぎたという分析も付け加えた。
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最終更新日
2020.11.18 17:39:56
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