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【武漢ウイルス】 大反響ベストセラー 小林よしのり 『コロナ論』が投げかけた問い 日刊SPA!取材班 取材・文/日刊SPA! 撮影/村田孔明 ―[ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論]― 「同調圧力」という名の見えない空気 小林よしのり氏の新作『ゴーマニズム宣言SPECIAL コロナ論』(扶桑社刊)。 発売直後、ツイッター上には「書店を何軒も回ったのに手に入らなかった」といった声もあがっていた 8月20日に発売されるや即重版が決定。わずか1か月余りで4刷り6万部を超えるベストセラーとなっているのだ。 ❏ ❏ ❏ ❏ 季節性インフルエンザによる死者は1年間でおよそ3000人。 「間接死」も含めると毎年1万人もの人が亡くなっている。 これに対して、新型コロナウイルスによる感染症の死者は 9月23日時点で1500人弱。 それにもかかわらず、 なぜ日本人はこれほどまでにコロナに恐怖心を抱くようになったのか……? ❏ ❏ ❏ ❏ そんな数字をめぐるシンプルな疑問が本書の出発点となっている。 著者は小林よしのり氏。 (中略) 『コロナ論』を読むと、著者が時間をかけて一次資料をくまなく当たり、アカデミックな知見に基づいたファクトを一つ一つ丁寧に積み重ねていく姿が見て取れるのだ。 小林氏は今回のパニックを、 政治家と専門家、そして、メディアによって作り上げられた 「インフォデミック」だと繰り返し訴えている。 作品のなかでは、時に「コロナはインフルエンザ以下の珍コロ」といった 挑発的な言い回しを使って政府の対応を批判しているが、 真に言いたいことは、経済は二の次で、一分一秒でも長く生きることが大事だという主張がまかり通っていることへの憤りだ。 つつましやかに生きる市井の人々は生きるために経済行為をしているのに、 それをカネ儲けやエゴのためにやっていると決めつけ、 政府と専門家とメディアが結託して法的根拠も覚束ない自粛を強要。 彼らが「コロナ怖い全体主義」の空気を蔓延させたことで、 今も「同調圧力」という名の見えない空気が日本中を厚く覆っていると指弾している。 「コロナ脳」に洗脳された人に読んでもらいたい そんな小林氏の描いたコロナ禍の日本を読者はどう読んだのか? 発売わずか1か月余りで異例とも言える500枚近くの 「愛読者カード」が編集部に届いたが、 そこにびっしりと書き連ねてある感想を読むと、 まずはその熱量の大きさに驚かされる。 ❏ ❏ ❏ ❏ 「新型コロナが“日本では”それほど脅威ではないことがわかる一冊。 その一方で、 今後新たに出てくる感染症に対しての覚悟問われているような気がしました。 この本を一人でも多くの人に読んでもらいたい。 特に、必要以上に過敏になっている『コロナ脳』に洗脳された人たちに読んでもらいたい」 (匿名希望 37歳男性 会社員) 「私の家族は今もコロナを怖がっているので、 本書を読ませて正しい知識を身につけてもらいたいと思っています」 (草刈貴裕 44歳男性 会社員) ツイッター上には、一個人で『コロナ論』を21冊購入し 知人に配っているという書き込みもあったが、 複数冊買って家族など周囲の人間に奨めているという声も少なからずあった。 ❏ ❏ ❏ ❏ いつの時代も強い「個」を持った人はひと握り 今回のコロナ禍で、日本は“コロナ・パニック”に陥ったと言っても過言ではないだろう。 政府は感染拡大が続く4月初旬に緊急事態宣言を発出。 人の移動や営業の自由といった「私権」を著しく制限したが、 この間、テレビのワイドショーなどは 時に誤った情報を垂れ流すなどしてひたすら恐怖を煽り続けた。 この結果、4~6月期のGDPは年率27.8%減と戦後最悪の下落幅を記録。 そのインパクトはリーマンショックをはるかに上回り、 世界恐慌に匹敵するほどの落ち込みとなったのは周知の通りだ。 当然、価値観を大きく変容させられた人も多い。再び読者の声を列挙する。 ❏ ❏ ❏ ❏ 「子供が休校中だった3~5月は、毎日公園まで散歩して、 スーパーへ買い物に行くのが精一杯の『反逆』でした。 ソーシャルディスタンスと言われて育った子供たちは将来キスできるのか? 強くなりたい」 (ペンネーム・大食いパンダペン 44歳女性 主婦・パート) 「すばらしい内容でした。 こんなにいろいろな情報にアクセスできる時代なのに マスコミが言うことを信じて思考停止する人や、 戦時中のように同調圧力に屈する人が多いことが残念でなりません。 『コロナ論』を読んで、 いつの時代も 冷静な判断ができて強い『個』を持つ人はひと握り ということがわかりました」 (匿名希望 35歳男性 会社員) 「一年ほど前に病気で障がい者となりました。 毎日普通に仕事に行くことに幸せを感じていましたが、 テレワークに変わったことで自宅勤務となり、 自宅軟禁のようで悔しい思いをしました。 早く日常を取り戻せるよう応援しています」 (ペンネーム・T.T 42歳男性 会社員) ❏ ❏ ❏ ❏ 看護師をしているので「感染者差別」が何より恐い 読者から届いた声をつぶさに見ていくと、 当時からすでに多くの人たちが 私たちの社会を縛る「見えない空気」に 言いようもない違和感を覚えていたこともよくわかる。 「コロナより熱中症で死ぬ人が多いにもかかわらず、 35℃を超える真夏日の炎天下で人々はマスクをして生活している。 そんな狂った社会に『一石』を投じるどころか、 『巨石』を剛速球で叩き込む快作だった。 『コロナ論』が投げかけた問題提起が世に広がることを期待してやみません!」 (塚原洋樹 47歳男性 無職) 「私は看護師をしているので『感染者差別』が何より恐いです。 娘もいるので自分が感染したら学校で袋叩きに遭うんじゃないか? 職業をバラされていじめられやしないか? 医療従事者は外食する時さえ なんでここまで引け目を感じなきゃいけないのか? など必要以上に『自粛』気味に生活してきました。 だから、小林先生の書かれていることすごく共感しました」 (ペンネーム・まりんこ 40代女性 医療従事者) ❏ ❏ ❏ ❏ 経済が回っていなければ私には「死」しかない 同調圧力という「見えない空気」は差別と分断をもたらした。 全国で他県のナンバーの自動車が陰湿な嫌がらせを受けるだけでなく、 あろうことか、医療現場の最前線で戦う医療従事者への 差別的振る舞いがあったのも、 目をそらしてはいけない厳然たる事実だ。 「経済が回っていなければ私には『死』しかありません。 この本の力で、元の生活を、以前のような社会を取り戻せるのか? 私も小林先生がいう『コロナ恐い全体主義』 との戦いに参加したくなりました」 (匿名希望 43歳男性 自由業) 「『命より経済が大事』ではなく、『命を守るために経済を守る』。 改めて、うならせられる言葉です。 当方、バスの運転士として働いていますが、 マスクをせず運転してもクレームをもらうことはありません。 みんなもう『マスクなんて意味がない』とわかっていると思います。 『狂った公(おおやけ)』をこわすために、 私も微力ながらお手伝いします」 (ペンネーム・さるえもん 40歳男性 会社員) ❏ ❏ ❏ ❏ コロナ恐いの「空気」を跳ねのけてほしい 読者の反響の矛先は、 科学的データやファクトを無視し、 いたずらにコロナの恐怖を今も煽り続ける テレビメディアへも向かっている。 特に、感染の恐怖を誇張して報じてきた『羽鳥慎一モーニングショー』 (テレビ朝日系)の罪は重い。 読者のなかには、番組名を名指しで 憤懣やるかたない思いをぶつけてきた人も少なくなかった。 「自営業です。 4月からGWまで休業し1年で1番の書き入れ時に収入ゼロでした。 自粛解除後、『羽鳥慎一モーニングショー』に出演していた 玉川徹がぬけぬけと言い放った 『みんな、よくがんばった』のひと言は今でも忘れられません。 この本が狂った世の中を変えてくれると信じています」 (ペンネーム・ROBA 56歳男性 会社役員) 「ステイホームができない零細インフラ関係企業を経営する、いわゆる『コロナ弱者』です。 日々、テレビで流れているデータを見て、 偏向報道やそれによって作り上げられた世の中の空気に大変違和感を感じていました。 普段は家族や親しい友人にだけ漏らしている『本音』が、 コロナ論では余すところなく描かれていてとても痛快でした。 本書が、今日本を覆い尽くしているコロナ恐いの『空気』を 跳ねのけてほしいと願ってなりません」 (渡辺弘輔 42歳男性 会社役員) 作品のなかでインフォデミックの元凶として描かれているワイドショーのスタッフからも、メディアの現状を憂う感想が寄せられた。 「マスコミの者です。 すいません。 普段は感想を書いたりしないので一旦、 紙をグシャっとしてしまいました。 『情報番組』を担当しているスタッフは日々、 ネタ集めのことだけ考えていて、 『コロナショック』は、正直ただ煽りさえすれば食っていける という気持ちでいます(だから僕は2度とやりたくないです)。 少しずつですがコロナのことを真剣に学び始めるいいきっかけになりました」 (ペンネーム・A.I 46歳男性 会社員) ❏ ❏ ❏ ❏ 60代の母も日頃から感じていたモヤモヤが晴れた 『コロナ論』では、世界で唯一ロックダウン(都市封鎖)に踏み切らず、 今も緩和政策を続け、 先日、首都ストックホルムでの集団免疫達成を宣言したスウェーデンをフォーカス。 alex99 注 しかし、最近、スウェーデンは、翻意した ただ、生き永らえさせるための延命治療にも大きな疑問符を突き付けている。 「真の弱者を守るため、科学的根拠、データにとどまらず、 内容は死生観、哲学まで及び、 教養とエンターテインメントに満ちた作品でした」 (ペンネーム・にらそば 34歳男性 会社員) 「親世代からは『長生きが幸せ』と言われ続けてきました。 しかし、戦後平均寿命は20年以上延び、 さらに最近は100年時代だの、老後2000万円必要だの言われ、 長生き=幸せの価値観に疑問を持ち始めていました。 なので、いかに生き、死ぬか? もう一度見つめ直すきっかけとなりました」 (ペンネーム・倍返しだ! 39歳男性 会社員) 「私の60代の母がこの本を読んで、 日頃から感じていたモヤモヤが晴れてスッキリしたと言っていました。 最終章に描かれてあった、 動物は生きながらえるためだけにただ生きている。 人は動物ではない。 人が問われるのはいかに生きるか? だ、 という部分は今も心に響いています」 (珍部直人 38歳男性 会社員) ❏ ❏ ❏ ❏ 現在、私たちのまわりでは 「アフターコロナ」「ウィズコロナ」「新しい生活様式」「ニュー・ノーマル」な、 聞きなれない言葉が飛び交っている。 だが、否が応にも価値観の変容を迫られている今こそ、 事態を冷静に見極める見識が求められているのだ。 小林氏の『コロナ論』が炙り出したものとは何なのか? 共 感であれ、批判であれ、 それぞれの目を通じて一人ひとりに確かめてもらいたい。 --- 私の意見 ---
私は、小林氏と近い意見である まず、日本の状況は欧州・米国とは二けたほど違う それなのに、今の日本は「コロナ怖い!」一色 死者数を見れば、日本人の死因の中では、多い方では無い 十分な注意と対策を施せば、後は、冷静に対処すればよい と言うか、それしかない 特に、怖いとかは感じていない また、死者・重症者のほとんどは、施設に収容されている高齢者 のクラスターである それに、若い人の死亡率は低い スペイン風邪とは、正反対である ただ、これほど、感染者数・重症者数・死亡者数が少ない日本で しかも、ほぼ一年が経過した中で なぜ、医療崩壊の危機が叫ばれているのか? 指定感染症に指定してしまったからではないか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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