【SNS】
フェイスブック「見る専門の人」ほど心が病む訳 特に自己評価が低い人は精神状態が悪くなる アンデシュ・ハンセン : 精神科医 2020/12/16 5:50 フェイスブックを使うことで不安を感じやすい人には、ある傾向があるようです 平均で1日4時間、若者の2割は7時間も使うスマホ。 しかし、スマホの便利さに私たちの生活もいつの間にか蝕まれていきます。 精神科医のアンデシュ・ハンセン氏が上梓した『スマホ脳』 を一部抜粋・再構成し、私たちがSNSから受けるさまざまな影響を紐解きます。 SNSから受ける影響を調べようとすると、「どちらが先か」という問題にぶつかる。つまり、ニワトリが先なのか、卵が先なのか。 SNSを熱心に使う人は気分が沈みがちだとして、その原因がSNSにあるのかどうか、どうすればわかるのだろう。 悲しい気分の人たちがフェイスブックやインスタグラムに引き寄せられている可能性もあるのだ。 研究者が因果律と呼ぶ問題だ。 ある調査では、平均年齢約20歳の若者たちに「今どんな気分?」「今、人生にどのくらい満足している?」「前回からどのくらいフェイスブックを使った?」といった簡単な質問に答えてもらい、この因果律を解こうとした。 質問は1日に5回繰り返され、参加者はスマホを使って回答した。 それにより、その瞬間の気分やここ数時間でどれくらいフェイスブックを使ったかが明らかになった。 その結果は? フェイスブックを使った人ほど、人生に満足できていなかった。 珍しいバカンスや高級グルメの写真に集中砲撃されると、短時間でも人生への満足度が下がる可能性があるのだ。 この結果は、立証とまでは言えなくても示唆にはなる。 論文の著者たちはこのように結論づけている。 「フェイスブックは表面的には、人間のソーシャルコンタクトへの本質的な欲求を満たしてくれる貴重な場である。 しかし、心の健康を増進するどころか悪化させることを調査結果が示唆している」 ―― alex99 ―― ここまで書かれている事、私には理解できない ファイスブックとブログの違いに起因することなのだろうか? SNSはさまざまな方向から私たちに影響を与える イェール大学の研究者は、5000人を超える人々の心の健康を2年にわたって調査し、同じ現象に行き当たった。 ある期間にSNSに費やした時間が長かった人ほど、その後の数カ月間、人生に対する満足度が下がっていたのだ。 フェイスブックを頻繁にやっているが、それでも問題なく元気で、引きこもったり落ち込んだり、嫉妬を感じたりもしていない。そんな人をあなたはきっと何人も知っているはずだ。SNSに時間を費やすからといって、全員の精神状態が悪くなるわけではない。 いくつもの研究が、SNSのせいで心の健康が損なわれる危険性を示しているが、SNSのおかげで元気になるという結果が出た研究もある。フェイスブック上の友達が多い人は皆に支えてもらっている、人生の満足感も増したと感じている。さらには自信もついた。いったいどちらを信じればいいのだろう。 1つの方法としては、研究を個別に見るのではなく、複数の結果をまとめてみることだ。 70件近くの研究をまとめると、SNSは精神面に悪い影響を及ぼすが、平均すると影響は小さいということがわかった。 しかし、あくまで平均の話だ。 SNSを頻繁に利用することで精神状態が悪化するリスクのある人もいる。 神経質で、心配性で、常に不安を抱えている人たちだ。 それほどではない人よりも、強く影響を受ける。 なお、精神状態が「悪くなるような使い方」もある。 他人の写真を見るだけで、自分は写真をアップしないし議論にも参加しない消極的なユーザーは、積極的なユーザーよりも精神状態が悪くなりやすいようだ。 積極的なユーザーは画像をアップするだけでなく、個々のユーザーとコミュニケーションを取っている。 それが当たり前だと思うかもしれないが、実はフェイスブック上のアクティビティで積極的なコミュニケーションはわずか9%だ。 ほとんどのユーザーは社交目的でない たいていは、尽きることのない潮流のような投稿や画像を次から次へと見ているだけなのだ。 ほとんどのユーザーは、ソーシャルメディアを社交(ソーシャル)に利用するのではなく、皆が何をしているかをチェックしたり、個人ブランドを構築するためのプラットフォームとして使っている。 それ以外の場所で他の人からしっかり支えられている人は、SNSを社交生活をさらに引き立てる手段、友人や知人と連絡を保つための手段として利用している。 そうした人たちの多くは、良い影響を受ける。 対して、社交生活の代わりにSNSを利用する人たちは、精神状態を悪くする。 ある研究では、最初から精神状態が悪く自信もあまりなかった人は、SNSを使い過ぎることでもっと精神状態が悪くなったり、自信を失ったりする危険性があることがわかった。 そんなわけで、自己評価が低く自信がない人は、SNSのせいで精神状態が悪くなるリスクを抱えている。 自分を他人と比較しがちだからだ。 基本的には誰だって周りと比べて自信が持てなくなったり不安になったりはする。 人生にはそんな時期がある。 そう、思春期だ。 現在のティーンはSNSに取り憑かれていると言っても過言ではない。 12~16歳の若者4000人を対象にしたアンケート調査では、7人に1人(14%)が1日に最低6時間をSNSに費やしていた。 起きている時間の実に3分の1以上だ。 SNSを使う子供ほど満足度が低い 1万人近い10歳児に5年間、精神状態、友達や自分の見た目、学校や家族に満足しているかという質問をしたところ、年を経るごとに、全体的な満足感が下がっていった。 おかしなことではない。 基本的にその年頃は、幼い頃よりも人生がつまらなくなっていくものだ。 脳のドーパミンのシステムがその頃に変化するのも一因かもしれない。 ここで興味深いのは、特にSNSをよく使う子のほうが満足感が低いことだ。 ただ、その傾向は女子にだけ見られ、基本的には女子のほうがSNSを利用している。研究者たちの推測はこうだ。 「SNSというのは常に繋がっていなければならないものだ…… 彼女たちは常に〝完璧な容姿〟や〝完璧な人生〟の写真を見せられ、自分と他人を比較するのをやめられなくなる」 SNSが、一部のティーンエイジャーや大人の気分を落ち込ませ、孤独を感じさせ、さらには自信まで失わせているという兆候が大いにある。
特に、女子がひどく影響を受ける。 しかも、その影響はもっと広範囲に及ぶのかもしれない。 ―― 私の感想 ―― このくだらない長い記事 何を言いたいのかわからないが 唯一、SNSで、他人の優越した部分を見せつけられると 一般人は、劣等感と嫉妬を感じて、落ち込む そういう事なのではないかな? それは、人によりけりだと思うのだが お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.01.11 00:28:16
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