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【ゴルフ】 日本人選手が海外メジャー(ゴルフ大会)で勝つには? メンタルコーチがメンタル面に特化して考えた 1/3(日) 6:31配信 メンタルコーチ池 努 みんなのゴルフダイジェスト (前略) 普段と違う舞台で活躍できるメンタルは「空気を読まない力」 (中略) ここではではメンタル面に特化して 海外メジャーなど普段の自分のいる場所と違う舞台で活躍できるゴルファーとそうでないゴルファーについて メンタルコーチ的目線で考えていきたいと思います。 さて、海外メジャーなどで活躍するために必要なメンタルスキルは、ありきたりの言葉ですが「集中力」が挙げられます。 ある意味、「空気を読まない力」と言ってもいいかもしれません。 海外という慣れない環境で、 いかに他人の評価や想定外のミスなどを気にせずに プレーに没頭できるか という集中力が絶対的に必要になります。 ちなみにゴルファーが集中力を低下させてしまう思考要因はたくさんありますが、その中でも代表的な二つの要素 「過去への思考」 と 「未来への思考」 という視点で 昨年末に開催された全米女子オーブンに出場した選手のコメントなども参考に解説してきたいと思います。 はじめに「過去への思考」について解説します。 ===================== 想定外のミスや大きなミスに対して 「なぜあんなミスをしたのだろう?」と 過去への思考が向いている状態では、 ミスへの雑念が多く前頭葉の使用容量が多くなり、 今ここの目の前のワンプレーへの集中力は低下し、 脳も疲れやすくなります。 原英莉花選手を例に挙げると、 初日の出だしをダブルボギーでスタートし 予選ラウンドの2日間を12オーバーと 原選手らしからぬ成績で終えました。 初日のコメントで「一つのミスショットが尾を引いてしまう」 と語っていたことから、 過去の結果を手放し目の前のプレーにうまく思考を切り替えられなかった と考えられます。 過去の記事でも申し上げましたが、 試合では 「過去はコントロールできない」 と過去思考を切り離し、 今に目を向ける思考パターン をつくることが大切です。 alex99 という事は 「過去思考は、過去をコントロールしたいという、未練の欲望」 という事だ 一方で 最終日まで優勝争いを展開した渋野選手は 初日が終わっての「100点以上、出木杉くんです(笑)」 という言葉にもあったように、 想定以上に良いゴルフ、スコアが出せたことで 2日目まで過去への思考が少なかったように思えます。 しかし、 決勝ラウンドの3日目、4日目は 我慢のゴルフになりミスが増えることで 過去への思考が本来の集中力を奪った ように感じられます。 集中力を奪うものの二つ目が「未来への思考」です。 ========================= 「今日もトップを維持して終わりたい」 「最終的にスコアを崩したら嫌だ」 など、 未来の理想や不安を考えすぎると 過去への思考と同じように 「今ここへの集中」 を低下させてしまいます。 alex99 過去をコントロールしたいという 未練 未来をコントロールしたいという 不安・理想 この二つが 現在への集中力の邪魔になる 渋野選手は2日目を終わりトップに立ちました。 試合後のインタビューで 「(スタートからの)2日間のようにはうまくいかなくて、 やっぱり首位にいるという緊張感が最初からあった」 と語っているように、 首位をキープした3日目からは、 考えないようにしても頭のどこかで 首位にいることへの意識や勝利への意識 をせざるをえなくなったのはないでしょうか。 他の試合後のインタビューでも 「(優勝した2019年の)全英女子オープンの最終日は何も考えてなかった」 と言っていましたが、 全英女子オープンでは冒頭で記した 「空気を読まない力」、 つまり過去や未来を見ずに今に没頭すること ができていたのです。 alex99 過去も未来も見ない 現在に集中 もちろん、 経験やキャリアが長くなることで (alex99 そのことのメリットとして) 考える視点が増えるからこそ ゴルフの引き出しやマネジメントの幅も広がるわけですが、 デメリットとして 「空気を読めるようになる」ことで 未来の勝利や結果への意識が生まれ、 目の前のプレーへの集中力を奪ってしまう傾向にあります。 このように「過去」や「未来」への思考は 特に慣れ親しんだ日本の環境ではなく、 海外のアウェイな環境のほうが マネジメントが難しくなります。 alex99 未知の環境では、思考が必要な要素が増える 未知の環境下で、 ー 変数が増加する - 予測が必要になる それらへの対処として 色々とメンタルトレーニングの方法はあるのですが やはりおすすめなのは マインドフルネス (『今という瞬間に意識のすべてを向ける』 という意味合いの言葉、 またそれを実践するための方法) です。 今回は海外メジャーで戦う選手に必要だと感じる 「空気を読まない力」 について記していきました。 一朝一夕で身につくスキルではないので 必要なゴルファーにはぜひ実践してほしいメントレです。 alex99 「空気を読まない力」 これは、言い換えれば【鈍感力】ともいえる(笑) ゴルフでは、コントロールすべき多くの「変数・予測」があるのだが 未知の環境である海外でのゴルフでは この「変数・予測」が非常に多くなる コントロール可能な数量以内・以下に、制限することによって コントロール能力を確保し 「現在への集中力」をキープする という事だと思う こういう風に書いてくれれば、 もっとわかりやすいのだが(笑) ダラダラかいてあるので 私がまとめなければならない(コレコレ)
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最終更新日
2021.01.15 20:44:50
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