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日本のワクチン接種率は世界で129位 OECD加盟国で最下位 高橋浩祐 | 国際ジャーナリスト 5/10(月) 21:57 日本の新型コロナウイルスのワクチン接種が国際的にみても遅れている。世界196カ国中でも129位にとどまっている。先進国の集まりである経済協力開発機構(OECD)加盟37カ国の中で最下位に陥っている。 世界のワクチン接種状況を追跡するブルームバーグの「ワクチン・トラッカー」の5月10日時点のデータによると、日本で少なくとも1回の接種を受けた人の割合は2.4%にとどまっている。これは、国軍による市民への武力弾圧が続くミャンマーの3.2%よりも少ない。 OECD加盟国37カ国の中では、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、コロンビアの5カ国の接種が遅れた。日本とコロンビアが2月17日に接種を開始。続いて、ニュージーランドが2月20日、オーストラリアが2月22日、韓国が2月26日にそれぞれ接種を開始した。しかし、今では日本は、こうして遅れて接種を開始した国々にも逆転されてきている。 具体的には、少なくとも1回の接種を受けた人の割合はコロンビア7.8%(33位)、韓国 7.1%(34位)、ニュージーランド4.4%(35位)、日本2.4%(36位)、オーストラリアはデータなしとなっている。 主要国での少なくとも1回の接種を受けた人の割合。日本の接種割合は最下位に沈んでいる(「データで見る私たちの世界(Our World in Data)」より) しかし、データがすべて揃っている英国のオックスフォード大学運営の「データで見る私たちの世界(Our World in Data)」によると、人口100人当たりの接種回数はコロンビア11.98回(33位)、オーストラリア10.3回(34位)、韓国が8.15回(35位)、ニュージーランド6.32回(36位)、日本3.32回(37位)と日本の遅れが目立ってきている。 その一方、世界のワクチン接種先進国としては、人口が小規模の国が多い。少なくとも1回の接種を受けた人の割合はジブラルタルが113.9%でトップ。2位はフォークランド諸島の87.7%、3位はモルディブの80.9%となっている。 OECD加盟国では、イスラエルの59.9%がトップ。2位はイギリスの53%、3位はアメリカの45.8%となっている。 菅首相は3回目の緊急事態宣言の延長を決めた5月7日夜の記者会見で、「長引く感染対策の決め手となるのがワクチン」と述べ、自らの陣頭指揮でワクチン接種を加速していく方針を示した。そして、例年インフルエンザワクチンが1日約60万回接種されているのを根拠に「1日約100万回」の目標を示した。その言葉通りにワクチン接種が円滑に進むのか。世界と比べても、日本のワクチン接種の少なさが目立つ中、菅政権の実行力が問われている。
―― 私の意見 ―― 現在の全世界の指導者の喫緊の課題は「コロナ対策」である 現実的なコロナ対策は「ワクチン接種」である そのワクチン接種で、世界最下位 日本の治世者は、ふざけているのか? それでいて、東京五輪開催だという 日本とは、これほど、無能力な国だったのか? 中国の自治領になった方がいいのかもしれない お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.05.11 03:42:37
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