五輪は勝者の祭典にすぎない
五輪の本質をよ~く考えてみたら
五輪は、とてつもなく残酷なサバイバルの頂点だという事がわかった
ローマのコロッセアムは、戦闘士や猛獣が生き残りをかけて殺しあった
その名残はスペインの闘牛にみられる
現代の「世界平和のためのスポーツの祭典」五輪であるが
その本質は、コロッセアムと少しも変わらない
スポーツは医者たちの膨大な、累々たる死骸の上に
最高勝者・金メダリストが誇らしげに君臨するわけだ
金メダルの歓喜の陰には銀メダルの涙が流れる
銀メダルの陰には銅メダルの
メダルの陰には、敗れ去った出場者の涙が
出場者の陰には、選考に漏れた膨大な数のアスリートの涙が
五輪における敗者は、命こそ失わないが
スポーツ・ミリオネアになる夢を打ち砕かれる
つまり、五輪は敗者の涙のピラミッドというわけだ
我々が歓喜にあふれて祝福する金メダルは
こういう残酷なピラミッドの頂点にあるものなのだ
深い人間というものは
こうした物事の恐ろしい陰画の世界
そういうものに気が付くものなのだ
もう、金メダリストを祝福するのはやめよう
あなた方人生の敗者が本当に寄り添うべきなのは
五輪と無縁の無名のアスリートたちなのだ
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最終更新日
2021.07.28 02:17:54
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