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現代日本語と漢語
ばあチャルさんへ 諸般の事情により、レスが遅れ、申し訳ありません 確かに、日本はデジタル後進国 さらに、デジタルディバイドが顕著な老年層 昔の日本は異文化を受容するに敏でしたが ディジタルへの移行においては失敗していますね >孫たちを見ているとデジタルの「もうし子」なんですが、 いわゆる「短文派」「いいね派」 人間としての機微が伝わっているのかな、と思ってしまいます (中略) 読書も「漫画」「ライトノベル」が多いですね ーーーー 「深く緻密な思考」は、一定以上の文章の長さを必要とする 単に「長い文章」が「短文」のではなく 「中身」が無いから、「中身」が浅薄だから、短くなってしまっている ・・・のではないでしょうか? その「中身」とは「思考」だと思います つまり、日本人は、あまり深く考えなくなっている 皮肉なことながら、日本人が遅れている 「デジタル化」ではあるものの その悪影響だけは、しっかり受けている 私は、その原因の一つには、デジタル化だけでは無く 格調ある漢語交じりの文章・文学が減少したことにあると思います 漢語は、高密度な形而上的な概念を現し、格調や気品を保ちます そういうに文章が戦後教育のせいで少なくなり 平易で緊張感の少ない文章が多くなった 中国の漢詩を読むと、例えば 五言絶句という短詩の中に壮大な世界が格調高く謳われている 漢字を廃止した韓国の学英の国語力が悲惨なことになっているようです 私は漢字というもののすごさをいまさらながら感じています と言いながら、この頃の私の文章に漢字は少ない(笑) これも私自身の老化により 思考の抽象度が低下している証左だと思います(笑) 不都合な真実に至ってしまって、やや不本意(笑)
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最終更新日
2021.10.30 03:24:04
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