カテゴリ:🔴 D 【災害・温暖化・地震】
備えがなければ、死に至る「富士山大噴火」… ライフラインが止まり、食料も手に入らない 週刊現代講談社 日本では現在、各地で地震活動が盛んになっている。前編の「「富士山噴火」は必ずやってくる…知らないと命にかかわる「やってはいけない」意外な行動」では、 もしも富士山が本当に噴火したら、都内まで火山灰が広がり、電車はおろか携帯電話も使えなくなることをお伝えした。 では、実際に富士山噴火のXデーに備えどんな準備をしておけばよいだろうか…? 専門家のアドバイスとともに、逃げ遅れる前にやっておくべきことをお伝えする。 雨が降ると大規模停電 火山灰が東京で降り始めるまでの2時間の行動が明暗を分ける。 そうはいっても、子供や孫を迎えに行く必要に迫られたり、すぐに動けない事情があったりして、火山灰の中を動かなければいけないこともあるだろう。 「ただ、灰が積もると、車は使用できなくなります。フロントガラスに積もった灰をワイパーで落とそうとすると、灰でガラスが傷つき、前がまったく見えなくなってしまうのです」(災害危機管理アドバイザーの和田隆昌氏) 電車が止まり、自動車も使えない。 そうなると、歩くしかない。 もし、あなたがコンタクトレンズを装着しているなら、すぐに外したほうがいい。 「火山灰はただの灰ではなく、ガラスを多く含んでいます。そのため、コンタクトレンズと角膜の間に火山灰が入ると角膜を痛めてしまいます。万が一に備えて、かばんに眼鏡を忍ばせておいたほうがいいかもしれません」(武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏) 火山灰の中を裸眼で歩くことも避けたい。 自宅にある水中メガネやスキー用ゴーグルなどでも、ないよりはましだ。マスクも防塵仕様が望ましいが、なければ不織布マスクを二重にして手で押さえ、顔に密着させるようにして息をしよう。 「火山灰が体に付着すると、皮膚を傷つける場合があるので、外を歩く時は長袖を着用し、手袋をしてください。髪の毛につくと落とすのが大変なので、帽子を被るか、なければ、傘を差すことも有効です」(島村氏) 100均で買えるレジャー用アルミブランケットも有効だ。保温性が高く、被れば防寒になる上、表面がツルツルしているので灰を簡単に落せる。 国の中央防災会議が公表したシミュレーションによれば、 富士山噴火から2日間で灰は東へと広がり、横浜から東京沿岸部にかけて2〜4cmの火山灰が降り積もる計算になっている。 「火山灰の中での生活は健康被害に直結します。とくに喘息など呼吸器系の疾患を持つ人には深刻です。日頃から家庭に防塵マスクを用意しておくことが大切です。これがないと、屋外での活動がほとんど不可能になります」(和田氏) さらに火山灰に雨が降りそそぐと、関東地方は大規模な停電に襲われるという。なぜか。 「火山灰は水に濡れると電気を通す性質があります。そのため、電柱などにつけられた絶縁体に灰が積もり、雨に濡れると漏電が起こってショートしてしまうのです。 実際に'16年10月に起こった熊本県の阿蘇山の噴火では、噴火後に雨が降り、2万9000戸が停電しました」(和田氏) 太陽光パネルは降灰で発電しなくなり、火力発電所は吸気フィルターが目詰まりを起こして停止する。電力がなくなれば、当然、ATMも動かず、いざという時のために現金を引き出しておくこともできない。 水道もトイレも使えない 水に濡れると泥のようになる火山灰は、浄水場の浄化槽や下水管をも容易に詰まらせる。 「水道が止まり、トイレも使えないとい 20世紀最大級とされる火山の噴火で、莫大な量の火山灰が放出されました。その灰が太陽の光を遮って、世界的な気温低下をもたらしたのです。この火山灰は地球を3周半も移動したといわれています。その結果、噴火から数年にわたって世界中で農作物の不作が続きました。 これが富士山で起こるとどうなるでしょうか。すでに中国が食料を輸入に頼るなど、国際的に食料事情は逼迫しています。富士山噴火後の寒冷化で、世界は想定外の飢餓に見舞われる可能性もある。危機に備えて、日頃から食べ物への関心を高めておきたいですね」(立命館大学環太平洋文明研究センター特任教授の高橋学氏) 地球規模の大災害をもたらす富士山噴火---。 個々の人間ができることは限られるが、自分や家族の命を守るため、常に備えはしておいたほうがいい。 『週刊現代』2021年12月11・18日号より
―――― 私の感想 ―――― 何気なく書かれえているが 水道・電気・電話・鉄道・自動車がダメになる 歩くしかない しかし、外を歩くと呼吸器をやられる 眼もやられる 電気・交通・物流がストップしたら 水・食料も途絶えたら 関東・首都圏の人口の四分の一ぐらいは死亡するんじゃないの? 首都圏が壊滅したら、日本は、半壊ではないか? 幸い、今、私は関西在住なのだが 首都圏は、直下地震や富士山噴火というけた外れのリスクがある 日本列島に済むという事は恐ろしい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.29 22:47:19
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