ウクライナ戦況に対する私の感想と意見
やはり、協議におけるロシア側の変化は、陽動作戦であって、停戦に本気では無い
小泉氏の分析が的確であって、ロシアは、協議を続けながらも、侵攻を進めウクライナ側をすりつぶし、当初の予定よりはスローペースながら、有利な戦況を作り上げ、アドバンテージを積み上げて行こうとしている
以前ほど、強硬路線一点張りでは無いものの、基本線としては変わらない
停戦協議は、保険として継続しているだけなのだ
また、ここで停戦しては、ロシア側としては、未だ、実質的得るものがほとんど無いわけで
圧倒的に有利な戦況を作り上げるまでの時間稼ぎだろう
ただ、ウクライナ側の損賠も莫大だが、ロシア側の戦費も、一日、2兆円以上と言われている
いずれにせよ、ウクライナ側が戦況・軍備的に不利とは言え、ゲリラ戦をも覚悟の徹底抗戦の意思が不動であることが明らかになった以上、ロシア側も、財政破綻が迫っている
侵攻と財政破綻の追っかけっこであり、チキンレースとも言えよう
優位に立っている格好のロシアだが、そういう意味で、残された時間は多くは無い