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「かんべえの不規則発言」より
<7月27日>(水) 〇IMFのWorld Economic Outlookの7月版が出ました。 表題は"Gloomy and More Uncertain(陰り見え、不透明感増す)"。 2020年 2021年 2022年 2023年 全世界 -3.1% 6.1% 3.2%(-0.4) 2.9%(-0.7) アメリカ -3.4% 5.7% 2.3%(-1.4) 1.0%(-1.3) ユーロ圏 -6.4% 5.4% 2.6%(-0.2) 1.2%(-1.1) 日本 -4.5% 1.7% 1.7%(-0.7) 1.7%(-0.5) 中国 2.2% 8.1% 3.3%(-1.1) 4.6%(-0.5) インド -6.6% 8.7% 7.4%(-0.6) 6.1%(-0.8) ASEAN5 -3.4% 3.4% 5.3%(―) 5.1%(-0.8) ロシア -2.7% 4.7% -6.0%(+2.5) -3.5%(-1.2) 世界貿易量 -7.9% 10.1% 4.1%(-0.9) 3.2%(-1.2) 原油 -32.7% 67.3% 50.4%(-4.3) -12.3%(+1.0) 物価(先進国) 0.7% 3.1% 6.6%(+0.9) 3.3%(+0.8) 物価(新興国) 5.2% 5.9% 9.5%(+0.8) 7.3%(+0.8) 〇なかなかに難儀な状態です。 アメリカ経済の下方修正は厳しいですな。 今までは3.7%(22年)→2.3%(23年)の見通しだったものが、 2.3%→1.0%なんですから。 まあ、これだけ急な金融引き締め (明日の0.75%利上げで政策金利はほぼ中立金利に到達してしまう) では無理もないですか。 〇7月28日には4-6月期GDP速報値も公表されるが、 これが2四半期連続のマイナス成長になる、という気の早い話もある。 念のために言っておくと、 前回の1-3月期GDPの中身はそんなに悪くはなかったし、 これでリセッション入り、と騒ぐのは少々気が早い気がします。 雇用のデータが非常に強いことも忘れてはなりませぬ。 〇日本経済がパッとしませんなあ。
1.7%成長が3年連続の見込みとなっている。 もうちょっと何とかなりませぬか。 せっかく行動制限がない夏なのだから、 もうちょっと派手に行きたいところであります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.28 18:24:46
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