カテゴリ:🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】
〔東京外為〕ドル、132円台後半=米景気懸念で1カ月半ぶり安値(2022/07/29(金)午後5時) 29日の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、 米景気減速懸念を背景に 1ドル=132円台後半まで急落した。 一時約1カ月半ぶりのドル安水準となる132円50銭前後まで値を下げた。 午後5時現在は、132円77~77銭と前日(午後5時、135円57~59銭)比2円80銭の大幅ドル安・円高。 前日の海外市場では、4~6月期の米実質GDP(国内総生産)が年率換算で前期比0.9%減と2四半期連続でマイナスとなったことからドル売りが加速した。 きょうの東京市場は134円40銭前後で始まった後、仲値に向けて134円65銭前後まで値を上げたが、買い一巡後は売り優勢の展開。正午すぎに急落し、一気に133円を割り込んだ。 市場関係者によると、「海外投機筋の間でドル買い・円売りポジションを解消する動きが広がった」(FX業者)という。 個人投資家のストップロスが巻き込まれたことも売りに拍車を掛け、欧州勢が参加する時間帯には6月17日以来のドル安・円高水準となる132円50銭前後まで下落した。終盤にかけて売りは一服し、132円80銭前後の水準に買い戻された。 「テクニカル的な節目が132円50銭前後に観測されている」(同)ことに加え、6月の米個人消費支出(PCE)・物価など米国の重要指標の発表を日本時間今夜に控えていることもドルが下げ渋る要因となったようだ。 ドル円の下落は1日で3円に迫る勢いを見せたが、市場では「一本調子のドル高に伴って構築されたポジションが閉じられたにすぎず、ここからさらにドルを大きく切り下げる動きには発展しづらい」(国内証券大手)との見方が出ていた。 ユーロは終盤にかけて対円でもみ合い、対ドルでは堅調地合い。午後5時現在、1ユーロ=135円87~88銭(前日午後5時、138円46~47銭)、対ドルでは1.0234~0234ドル(同1.0212~0213ドル)。(2022/07/29-17:47)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.07.30 02:36:35
コメント(0) | コメントを書く
[🔴 【ニュース・時事・政治・経済・社会】] カテゴリの最新記事
|
|