カテゴリ:E 【情報機器・家電・TV・ブルーレイ】
60代の両親にスマホの買い替えを相談されて、「Android」から「iPhone」に変えさせた理由 9/5(月) 21:15配信 https://news.yahoo.co.jp/articles/4573f8f0dd65b08288b888a064abcaffd1ce3e9d All About ばんか(インターネットサービスガイド) 60代の両親に「いい機会だからiPhoneにしてみないか?」と提案しました。 なぜAndroidからiPhoneに変えたほうが良いとおすすめしたのか、 理由は……。 筆者の両親は2人ともAndroidユーザーでした。 なので次のスマホも「Androidで何かおすすめを」という意図で話しかけてきたのだと思います。 しかし筆者は「いや、いい機会だからiPhoneにしてみないか?」と提案したのです。 なぜか。 その理由はシンプルで単純です。 「使いやすさ(単純さ)」と「サポートのしやすさ」。 この2点に尽きます。 両親の年齢は60~65歳。 特段ITに強いわけでもなければ、こだわりがあるわけでもありません。 であればAndroidよりも、iPhoneのほうが断然メリットが多いと思ったのです。 もしお近くに「iPhoneにしようか、それともAndroidにしようか……」 と悩まれている年配の方がいたら、iPhoneを提案してみてはいかがでしょうか。 ◆iPhoneとAndroidの大きな違い スマートフォンという大きな枠で考えれば、iPhoneでもAndroidでも、 できることにそう大きな違いはありません。 「必要な機能は、ストアからインストールして使う」という、根本的な仕組みは同じです。 しかしiPhoneとAndroidとでは異なる点がいくつかあります。 中でも、使い勝手の面で大きく異なる特長が 「機種のバリエーション」と「カスタマイズの自由度」です。 ▼機種のバリエーションの違い 1つ目の違いは、機種のバリエーションの違い。 iPhoneは、外身の機械(iPhone本体)と中身のソフト(iOS)が、 同じApple社のものであり、これが最大の特長でもあります。 iPhoneは間違いなくAppleでのみ開発・販売されていますので、 機種選びは自ずと「どのナンバリングのiPhoneにするか」のみを考えればOK。 機能の比較検討もシンプルです。 一方のAndroidは、外身の機械と中身のソフトが、必ずしも一致するわけではありません。 外身の機械はさまざまなメーカーが開発しており、 その機能も特長も機種によって異なります。 シャープ、ソニー、富士通など日本の有名メーカーだけ無く Samsung、Google、HUAWEIなどの海外メーカーも数多くリリースしており、 比較検討が複雑になりがちです。 ▼カスタマイズの自由度 2つ目の違いは、カスタマイズの自由度です。 iPhoneは良くも悪くも、カスタマイズ性は高くありません。 決められた基本設計から大きくはみ出るようなデザインはできず、 ホーム画面はアプリとウィジェットを決められたスペースに並べるだけです。 一方のAndroidは、 自由にカスタマイズできるのが特長です。 自分の使いやすいようにホーム画面のデザインや構成をカスタムでき、 他の人とは違った個性を表現できます。 他にもAndroidとiPhoneで異なる点はいくつもありますが、 この2つの違いは必ず理解しておく必要があります。 ◆なぜ両親にはiPhoneをすすめたのか 両親がスマホに求めているもの。 それはスピーディーな処理が可能な高性能チップでもなければ、 デジカメにも負けない高画質なカメラでもありません。 簡単で分かりやすく、使いやすいかどうか。 そして、何か分からない事があったときは、 トラブルが起きたときに、助けてもらえるかどうか。 この2つこそが重要なのです。 これら2つが満たせれば、その他の性能についてはそこそこで十分。 というか、1つ1つの機種について、そこまで性能の違いを感じることができないのです。 確かに、筆者ですら新しいiPhoneが発売された時に、 その変更点をまとめるのに苦労するぐらいです。 普通の人からしたら、 「iPhone 12」と「iPhone 13」の違いを 明確に実感することは難しいのかもしれませんね。 「分かりやすさ、使いやすさ」 と 「サポートのしやすさ、トラブルの解決しやすさ」。 この2つを重視するのであれば、 AndroidよりもiPhoneのほうが適していると考えたのです。 ▼シンプルで分かりやすいインターフェース 一般的なiPhoneのホーム画面イメージ iPhoneの特徴に「カスタマイズ性は高くない」と書きました。 これは決してデメリットではなく、 特に今回のようなケースでは大きなメリットとなります。 まず一貫して、iPhoneで行うほとんどすべての動作が 「アプリを起動する」ところから始まる点です。 このシンプルさが非常にうれしい。 iPhone内の設定を変更するときも「設定」アプリを起動するところから始まります。 カメラも、メモも、Webブラウジングも、 iPhoneで行うほとんどすべてのアクションは、 そのためのアプリを起動することから始まります。 そしてその、肝心のアプリは、基本的にホーム画面に整然と並んでいます。 並べ方も決められていて、上から順に、4列に並べることしかできません。 ですので、迷うことがほとんどありません。 ホーム画面に並んでいるアプリの中から、必要なアプリを選択する。 これだけでiPhoneを使いこなせるといっても過言ではありません。 特別な操作を覚える必要がないのです。 しかも、iPhoneにインストールされているアプリは、 すべて「ライブラリ」に間違いなく存在しています。 「あのアプリ、どこにいったんだろう?」という悩みすらないのです。 余計なものを削いで削いで、だれにとっても分かりやすく、 簡単に扱えるように設計されているように感じます。 実際、iPhoneに変更した両親からは、 操作についての相談や質問がほとんど聞かれません。 最初の30分ぐらいで簡単な操作のレクチャーをしただけで、 すんなり受け入れられた様子でした。 ▼サポートがしやすい、トラブルが解決しやすい 前述の通り、iPhoneは新しい機種がリリースされたとしても、 機種ごとの違いがほとんどありません。 ホームボタンの有無や、カメラのレンズの数に差異がありますが、 使い勝手や操作への影響はほとんどないと言ってもいいでしょう。 そのため、両親がなにか操作で迷ったとしても、 筆者の手元にあるiPhoneで再現がしやすい。 これがとても重要なポイントなのです。 Androidだと 「◯◯◯ができなくて困ってる」というトラブルが起きたとき、 同じ機種が手元にないとイマイチ状況が把握しづらく、 適切なアドバイスをしてあげることが難しい。 その点iPhoneなら、 たとえ相手が「iPhone 11」で、筆者が「iPhone 13」だったとしても、 画面のレイアウトや操作の仕方について大きな違いはでません。 なのでスクリーンショットを撮って送ったり、 FaceTimeで画面共有しながら教えることで、 簡単に解決してあげることができます。 また、iPhoneはユーザーが多く、 参考になるサイトや記事も多いのも忘れてはいけないポイントです。 筆者自身のブログでiPhoneの使い方やトラブルシューティングを記事にまとめていますが、 記事の鮮度が落ちにくいことを実感しています。 iPhoneは一年に一回は新しい機種がリリースされますし、 iOSのバージョンも定期的にアップデートされます。 しかし「そのたびに記事を新しくしなければならないか?」といわれれば、 実はそんなことはなく。 情報が古くなって使えなくなることは少なく、 数年前の記事がいまだに役立つことも珍しくありません。 Androidに比べたら圧倒的に情報を取得しやすいところが、 「iPhoneが使いやすい」といわれる要因の1つでしょう。 ◆まとめ 両親がiPhoneを使い始めて、半年が経とうとしています。 最初の1カ月ぐらいは 週に1回ぐらいのペースで問い合わせの連絡をもらっていましたが、 今ではほとんどありません。 そればかりか 「使い勝手が似ていて使いやすい」とiPadを購入したり、 「こんな便利なアプリがあったよ」と教えてくれたりするほどです。 自分で工夫しながら使っている様子を心強く感じながら、 なによりiPhoneを楽しんで使えていることが、 筆者としては何よりうれしい事実なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.09.06 06:17:59
コメント(0) | コメントを書く
[E 【情報機器・家電・TV・ブルーレイ】] カテゴリの最新記事
|
|