カテゴリ:Y【野球 阪神タイガース】
阪神 二遊間問題 岡田監督は、昨年、セリーグベストナインに選出された中野を ショートから2塁へ強制コンバートした 同時に 空いたショートのポジションに、かねてより評価していた小幡を指名 ただし、その後、木俣の実力を認定した岡田は、このショートを小幡・木浪のどちらにするか決めかねている これが皆さんもよくご存じの現状である この守備位置変更に関して、私は個人的に反対意見を持っている (また反対かい?)(笑) ● まず、中野をショート失格とした理由だが 岡田は、ショートは強肩であるべきで、中野はその要件を満たしていないとしている それに対してまず、私のショート中野にの対する評価だが 確かに非常な強肩ではないかもしれないし 多少エラーはあったことも事実で絵はあるものの 軽快なフットワークでそれをカバーできていると思うし 優秀な打撃力と盗塁能力も評価されただろうとは思うが 昨年のショート・ベストナインに選出されているのである 総合的にに見てすばらしいショートだと思う だからこそのベストナインである その中野を、「敢えて」「強制的に」2塁に回したのは疑問である ーーーーー つぎに、このコンバートの結果がチームの幅と柔軟性を制限しているというもんだいである ● ショートのレギュラー候補は、小幡と木浪の二択しか残らなくなった ● 一方、2塁は、実質、中野のレギュラーは不動だろう とすれば、矢野時代の二遊間の候補者たちのほとんどが余剰人員となってしまう 山本・糸原・熊谷・渡邉諒・植田海・・・ これはもったいない もし、中野をショートに STAY させていたら 2塁を、この余剰メンバー?(笑)でフェアに競争させることができたのである これは阪神と言うチーム全体の活性化におおいに資すると思う ーーーー 次に、本当に、2塁手には、ショートより強肩が不要なのだろうか? この問題を検討したい まあ、元阪神の2塁手の岡田の意見には重みがある しかし、その反面、二遊間の名手たちの間でも岡田の意見に同意しないものも多い そこで、僭越ながら私の私見を書いてみよう ーーーー ショートおよび2塁手に、「特に」強肩が求められる状況とは いかなるものなのだろうか? それを検討してみることがキーポイントではないだろうか? 岡田は中野の肩が弱いというばかりだし 岡田のあの品格が無い、稚拙極まる言語能力では、ロジカルで詳細な事象を説明することはできないだろう 一体、どんな大学を卒業したのか?(笑) (1) ショートへの深いゴロ -------------------------------- ゴロは三遊間でも、二遊間でもいいが これはショートの深い位置からの一塁への遠投となり 当然、ショートに強肩が求められる これは単純に理解できる 異論の余地は無い 岡田の主張が納得できるケースである (2)2塁への深いゴロ -------------------------- このケースにおいても、強肩は求められる しかし、一塁への距離と言う点で、やはり、ショートからの遠投の方が より強肩が求められるだろうとは思う (3)ショートゴロ、ゲッツーの場合 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この場合では、ショートより2塁手の方に強肩が求められる なぜなら ショートはゴロを捕球した後は、2塁に入る2塁手へのトス,または近距離の送球だけである これが遠投になる場合は、そもそも、ゲッツーが成り立つ状況ではない したがって、このケースでは、ショートに強肩は、特に要求されない 逆に2塁手は2塁に走り込みショートからのトスを受けてから 身体を反転させて1塁へ送球する この場合、いったん、自分の守備位置から2塁に走り込み 逆方向の1塁に送球して打者走者を刺す強い送球をしなければならない この状況の2塁手には、明らかに強肩が要求される 昨シーズン、糸原がこのプレーでゲッツーが取れなくて非難を受けた場合がある (4)2塁ゴロ、ゲッツーの場合 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (3)とは反対に、2塁手は捕球してから2塁に入るショートへ近距離送球またはトス ショートは守備位置から2塁へ走りこみ、捕球してから 走り込みの勢いを利用しながらのほぼ同じ方向での1塁への送球 走り込みの勢いがあるから1塁への送球は、比較的楽であると思われる 上記(3)のケースの2塁手の様に、いったん2塁に走り、2塁塁上で捕球してからは、反転して、逆方向の一塁に向けての送球をするという状況とは違って 一直線にHぼ同じ方向の動きとなる点で、肩に与える負担は(3)のケースより少ない、野ではないだろうか? 以上の様に考察してみると強肩を必要とするケースが3ケースあることがわかる ● ショートが深い守備位置から一塁への遠投に強肩を必要とする ● 2塁手も、同じように深い守備位置から一塁への遠投に強肩を必要とする ● 2塁手の場合は、ショートゴロゲッツーの場合にも一塁への遠投に強肩を必要とする こう見てみると、私には ● むしろ、2塁手の方にこそ、より強肩を要求される状況が多い ● また、より複雑な動きを要求される状況が多い そのように考察してみてのだが、どうだろうか? いずれにせよ、岡田の言うように 単純にショートが、強肩を必要とする とは言えないような気がするのだが ーーーー もう一つ言いたいことがある 私は、熊谷、それに植田海も、ショート守備及び走力の能力において、甲乙つけがたいと思っている 小幡の打撃は非力で、あまり期待できない それなら、総合的に見て、熊谷・植田と、それほど差があるのか? 私は、無いと思うし、この両者が競争に入ってもおかしくなないと思うのだが 現に久慈元守備コーチは、熊谷をショート候補に推薦している ーーーー さらに、もう一つ言いたい(笑) ● 小幡の打撃 阪神ファンは小幡が好きで木浪は嫌い(糸原も嫌い) それはわかっているのだが それはフェアではないと思うのであえて書く 誰もが若い小幡の打撃についてはその将来性に期待して 「使い続ければ大進歩する」… そのような単なる希望的観測を あたかも確定した事の様に述べている しかし、もう5年目となっているのに、小幡はまだ、なにも変わっていない 打撃にパワーは感じないし、打率も低いまま いつ、打撃開眼するのだろうか? どうやら少なくとも、今シーズンは無理なようである 大体、打撃に才能のある選手は、はじめからそのような片りんを見せるものだ 年齢的にはほぼ同年齢だと思うのだがドラ1新人の森下を見ればわかるだろう 一方、木浪 筋力トレーニングを重ねたそうで 今シーズンは打球の強さが全然違う 長打が大幅に増えた 打率も高い こちらの方は、今のところ、確かな変化に見える 掛布氏も絶賛している 「木浪はそのうちにダメになる…」と言うファンの希望的観測(笑)だが 野球に限らず、現実にあるものしか確かなものは無い
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最終更新日
2023.03.14 21:14:27
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