「約束を守れない」韓国 在日3世が韓国に住んで分かった!「約束を守れない」韓国が「反日」に向かう、たったひとつのワケ【元駐韓国大使が解説】 武藤 正敏(元駐韓国特命全権大使) 現代ビジネス 3/27(月) 13:02配信 コメント135件 在日韓国人3世の豊璋氏が『それでも韓国に住みますか』(ワック)という単行本を3月22日に出版した。 同書は豊璋氏が韓国に住んで、自分が考えていた韓国とは大きな開きがあり、在日韓国人に対する差別、豊かさの陰に潜む生活上の困難さ、精神的貧困について第三者的立場から日本と比較して語ったものだ。 韓国で貿易コンサルタントとして12年にわたり生活してきた豊璋氏は、その実体験をもとに韓国の深層を伝えている。その経験から見える、韓国の「反日」の現在地とは。 前編『在日3世が韓国に住んでおどろいた! 「反日」と「格差」のヤバすぎる中身を、元駐韓国大使が解説する! 』につづき、元駐韓国大使の武藤正敏氏が解説する。 「ちゃぶ台返し」に罪悪感なし 豊璋氏は、韓国でビジネスを行い約4000万円を騙し取られた結果、 学んだことは 韓国のビジネスのもっとも危険なポイントは「契約書があっても通用しないことだ」と指摘する。 一度決めたことを軽々しく変えるのが韓国流だという。 契約書に書かれているのに、相手側の勝手な都合で、「こんな安値では売れない」「この工期は守れない」「この期日では納品できない」などと急に状況が変わってくるのはざらにある話だそうである。 私が慰安婦問題で韓国側と交渉していた時、韓国側は一旦納得したことでも、元慰安婦や市民団体が強硬に反対し、世論が後押しをすると、前言を翻して新たな要求をしてきた。官民ともちゃぶ台返しをそれほど悪いことと考えていないとすれば、大問題である。 なぜ契約を簡単に反故にするのか。 「数千万円、数億円の未払いで訴えられたところで、返せないと押し通せば、民事は破産、最悪刑事としては詐欺罪で何万円か罰金を払って刑務所に半年入れば全部済む。だったら刑務所に入った方がもうかるから」という態度だそうである。ある人は出所後ソウルを出て、別の場所で同じような「仕事」をしているそうである。 だとすれば、ちゃぶ台返しをすれば如何に強い報復を受け、損失が大きいか理解させることが重要である。日韓間で国益を増進させる交流、協力を約束したのに、ちゃぶ台返しをすれば、それと同等に日本側からも反故にする、報復をするということを理解させることである。 韓国が徴用工問題に関連し、日本企業に賠償を命じた。そのタイミングで、日本は半導体素材などの戦略物資の対韓輸出を包括的許可制から個別審査に切り替えた。日本は、これは国際輸出管理レジームの問題であり、徴用工問題の報復ではないとしている。 輸出規制の厳格化は、国際輸出管理レジームの問題だということは事実である。 他方、そこは建前と本音があってもいいだろう。輸出規制が厳格化されたタイミングから見て、韓国側は報復だと考えている。ちゃぶ台返しをさせないという観点からは、これは報復であると考えさせる方が得策であろう。日本は遠慮する必要はない。報復すべき時はすればいい。韓国人の思考様式を踏まえた対応の方が効果的なのである。 左派系の声の高い韓国 豊璋氏によれば韓国では左派系の声が目立っているが、政党支持率や政権支持率を見る限り、保革は半々と考えられる。しかも支持率が示すほど、熱狂的に左派を支持しているわけではない。実際に大声を上げている左派の割合はさほど多くないというのが実感だそうである。私もそう思う。 韓国で「NO JAPAN」の大合唱をしていた頃は、ユニクロの店頭に行くのをしぶしぶ控えて通販を利用し、日本旅行にはこっそり行ってSNSには上げないように注意していた日本好き韓国人も多い。 しかし、左派系の声が大きくなるのは、マスコミの影響が大きい。韓国のニュースを見ている限り、メディアは基本的に左派の活動しかとり上げない。メディアが左派の声しか取り上げないのは、メディアで働く人たちの多くが左派だからである。 メディアの幹部や経営陣は50代あたり、現場を取り仕切っているのは40代である。 特にテレビは公共放送のKBSやMBCをはじめ、民主労総傘下の組合、言論労組の組合員が多数派の局が多い。尹錫悦政権とMBCの対立が起きたのは偶然ではない。 一般の国民はメディアの報道が間違っていると考えても、バッシングされることを恐れ、声を出すことができない。私は声を出せるのは大統領以外ないと思う。 したがって、尹政権の後の大統領が誰になるかが重要である。 尹政権は、文在寅政権の不正を暴いて、「革新系が公正だ」という幻想を取り除こうとしている。また文政権の北朝鮮に取り入ろうとした不適切な取り組みを暴露して、「革新政権は危険だ」ということを国民に理解させようとしている。国会が革新系に抑えられている中で、尹政権時代の3年間に十分な成果を上げられるか問題は多い。 韓国の次期大統領が誰になるのか、決め手は何か。大胆に予測すれば、経済と北朝鮮への対応であろう。 ただ、韓国の経済は当面苦しい状況が続くだろう。国際経済の状況は韓国にとって好意的ではない。尹錫悦大統領は、訪日にあたり財界トップを同行させ、日本との経済関係強化に力を入れている。また、20代・30代を意識した未来世代育成のための協力を目指している。日本としても協力できるところは協力し、尹政権を支援することが得策だろう。 また、韓国の国民も北朝鮮への警戒を強めている。北朝鮮は挑発の度合いを高めており、日米韓の協力で安保体制を強化することの重要性を韓国国民に理解させることが重要である。 韓国の左傾化を防止するためには、日本が韓国を無視するのでなく、積極的関与が効果的である。 市民団体が作りだした「幻想」 慰安婦問題も徴用工問題も市民団体が盛り上げた問題である。 豊璋氏も元徴用工の問題には疑問を抱いており、彼が在日1世の祖父に「強制労働」について聞いたところ「”仕事で来た! “以上、終了である」とのこと。 だが、韓国では「常識」として「奴隷のように働かされて満足に給与ももらえなかった」と信じられている。 特に左翼政権下では、この「常識」に歯向かうことは反民族的であるとして、社会的抹殺を意味した。 元徴用工の要求は当初「不払い賃金を返してほしい」というだけだった。しかし、「民主社会のための弁護士会」(民弁)が「日本企業から多くの補償を受け取れる」と主張、これを聞いて原告に加わった人も多いという。民弁は、この問題を世に訴えることで自分たちのイメージの向上、勢力拡大、政界はじめ社会への進出を果たしてきた。 慰安婦についても、日本の弁護士と韓国の女性人権団体がこの問題を強調し始め、挺身隊問題対策協議会を設立、日本と韓国で元慰安婦のシンボルとなる人を集めた。 市民団体や労働団体は、これらのテーマを材料にできるだけ多く、可能な限り長期に補助金を引っ張ってきた。文政権になり左派系団体には補助金がばら撒かれ、デモをすることで市民団体の権威は高まった。 そうした彼らの背後には、北朝鮮がいるとの懸念がある。 時代おくれとなった「反日」 尹政権になって、貨物連帯のデモや労組幹部の北朝鮮のスパイ活動に対して安易に妥協することなく取り締まりを行っている。 それまで政治的な発言に積極的でなかった多くの一般国民が、尹政権の姿勢を好意的に受け止めている。また、尹政権は市民団体の補助金に対しもメスを入れようとしている。 私は韓国の「反日」を押さえ込むために最も重要なことは、尹政権が行おうとしている市民団体の取り締まりが成功することだと考える。そのための第一歩が、元徴用工の解決案に対する反対世論が大きくなり、市民団体の勢いがぶり返さないようにすることである。 尹大統領が市民団体の取り締まりに成功すれば、今後ちゃぶ台返しは起きにくくなるであろう。そのため、元徴用工問題では尹錫悦大統領が国民から反発を受けないよう日本としても前向きに取り組むことが求められるだろう。 豊璋氏はこの本で、生活者視線によってビジネスから政治まで韓国の今を切り取り、日本人に示してくれた。 また朝鮮学校の内実や学生生活、そして総連と民団についても大変興味深い話を提供してくれた。私はとても面白く読ませていただいた。 さらに連載記事『「日本は謝罪が足りない!」と主張する韓国人に、日本人が抱いている「不満」の中身』では、シャトル外交を再開した日韓のとるべき道を詳しく説明している。 ―――― 私の感想と意見 ―――― 日本は、隣人(隣国)に恵まれている 覇権主義で、日本に向けて数百発のミサイル(核ミサイルも含む9の照準を向け、尖閣諸島の奪取を手始めに、近年中に台湾に次ぎ日本を征服しようとしている中国 北方領土をかすめ取り、ウクライナを侵略中の残虐なロシア 何百人もの拉致被害者を拉致し(一部の在日の協力の下)ミサイルを打ちまくる北朝鮮 日韓基本条約ですべて決着がついたはずなのに、ちゃぶ台返しで反日を続ける韓国 これほど隣国に恵まれている国も珍しいと思う それだけではない(笑) その上に、こういう環境下でも、この恐ろしい隣国に対して、ロシアのウクライナに対する侵略と虐殺と言う現実があるにもかかわらず、それを無視して、「軍事力を強めること無く話し合いだけで平和を実現すべし!」という奇跡と言うか現代のメルヘンを唱える、日本の獅子身中の虫、ともいえる、いや、敵国のスパイであろう日本の化石左翼を抱え込んでいるのだから、日本の難しさも「どんだけ?」である 夕べもNHKラジオを聴いていたら極左の代表的人物の一人であるレモンばあさん落合恵子が、猫なで声で童話(だったか?)を朗読しようとしていたので、急いでラジオのスィッチを切った 聴くだけでも耳のけがれである さて、この 中国・ロシア・北朝鮮・南朝鮮(韓国)・日本の化石左翼(笑) こういった「ろくでなし・狂人に近い隣人」を見渡せば、比較として、やや、怖さが少ないのは韓国だろう 軍事力も大したことは無いし、北朝鮮のようなミサイルを持っているわけでもない 国民の意識はともかく、はっきり日本を敵国としてはいない 状況によっては、時の大統領のスタンスによっては、ある程度の友好関係を構築できる、はずの、国である しかし、現実としてこの南朝鮮は、なかなか、付き合い方が難しい この記事にあるように、約束を簡単に破って平気、だけではなく、約束以前の状況に話を持って行ってごねまくる 私は総合商社に長く勤務したが、ソウルの駐在員が一時帰国した時、「韓国の人間は約束を守らないから・・・と、深く嘆息していたことを思い出す ご苦労様(笑) まあ、朝鮮の歴史を考えれば、そういう国民性が醸成された背景と言うものもあり得るとは思う 半島と言う地政学上の位置は、モンゴルを含む、主に中国だが、いろいろな強国が入れ代わり立ち代わり、または居座って(笑)半島人を支配してきた その激動の歴史の中、半島の住民は、様変わりの支配者の顔色を見ながら、疾風怒濤、波乱万丈、阿鼻叫喚の様を経験してきたのだろう 結果として、公正さが担保される価値と言うものが無いために、約束=コミットなどを誠実に守っていては激動の流れの中で立ち行かなかった そういう情景が目に見える 近いところでは、朝鮮戦争の際、インテリを中心に何万人もの人間が南朝鮮から北朝鮮に鉄の鎖でつながれて泣きながら拉致された 反対に、北朝鮮から南朝鮮に、難民として流入してきた人間も多い (そういう実例を聞いた) そういう世界では、約束の重さが、安定の日本とは違う と言う韓国人に対する理解はともかく(笑) 現実として、南朝鮮人の約束を守らないし、守らなければならないという意識も薄い そういう民族性は事実としてあり、律儀な日本人とは相いれない しかし、民族性と言うものは短期間には変わらない とすれば、我々は、だまされるというリスクを織り込みながら(笑)この厄介な隣人と、必要な範囲内で、お付き合いをしてゆかなければならない 日本があまり邪険にしたり、無関心では、この厄介な隣人は、中国・北朝鮮への傾斜を強め、それは日本の国益へのマイナスとして跳ね返ってきてしまう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.27 18:28:17
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