【alex 99】 バッハ: 無伴奏のためのパルティータ 第3番 ホ長調 BWV1006 シェリング 私がバッハが好きになった最初の作品であり バッハの作品のCDを買った最初のCDでもある (ひょっとしたら ブランデンブルグ協奏曲かもしれないが) バッハの作品の中でも、私はこのこの無伴奏ヴァイオリンと無伴奏チェロが好きである いろいろな解説があるのだろうが、バッハの思い入れはいかなるものであったのかは別にして 私にはこの2作品は、まるで神秘な宇宙を描いているような、そう感じている その点で他の作曲家とは異なると思っている 惑星がテーマのホルスト:組曲「惑星」も宇宙音楽と言えるとは思うが(笑) また、この曲は目の前で生演奏を聞いた思い出もある 私が大学生の頃、上京した父と一緒に叔父さんの内の一人のお宅を訪問したことがある 叔父さんと共にいとこ達とも歓談 そのいとこの中の一人がヴィオリニスト、当時まだ芸大付属の学生だったが 彼女はのちに世界的なヴィオリニストになり今は欧州の音楽院で教えている その彼女が、父のリクエストでこの曲の一番を目の前で演奏してくれた 私はその迫力と深遠さにショックを受けた ましてや、その演奏の前に私は彼女に、一番好きなクラシックの音楽はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第一番であると得々と言い、彼女に「そうよね あの曲はわかりやすいし」と、私の趣味の初心者ぶりに同情されてしまった後だったので余計である(笑) それに当時、同好会に入って苦闘していたテナーサックスについて、悪気無く「私の友達の一人もサックス(クラシックのサックス)を勉強しているけれど、サックスって本当に易しい楽器よね・・」と感想を言われ、これもショック(笑) 確かにフレットの無いヴィオリニストなどに比べただけでも、サックスは易しい 易しすぎる(涙) それなのに私は、なぜ苦闘しているのだ?(涙) 思い出もこのように満載の曲である しかし残念ながらこのCDは今、所在が確かではない マンション内に存在することは確かだが(笑) 何とか見つけ出して深遠な想いに浸ろう
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最終更新日
2023.04.08 10:46:11
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