カテゴリ:🔴 ME 【私自身のこと】【談話室】
酒について 酒について、などと書き出すと、Ł教養のある私のことだから、あのキングズレー・エイミスのようなことを書くのか?と思われるかもしれないが、当然(笑)、そういう大げさな事では無い 書こうとしているのは、私の禁酒についてである 長らくアル中と言う汚名に屈辱の涙を流してきた私だが(笑)、なんとダイエットをきっかけに、見事、酒を必要としない男に変身したことは、既に報告したとおりだが 昨日は、井上尚弥が難敵とみられていたフルトンをTKO 禁酒法の世界に短期間ではあるものの棲んでいた私も、この快挙を寿ぎ、何とか個人的に祝意を表したいと思いを巡らしたら なんと、冷蔵庫の扉に、二週間ほど前にコルクを抜いた伴天連の血のように赤い葡萄酒が残っている事を思い出し、ギヤマンの盃に満々と満たして飲み干した なんだか北原白秋の世界のような表現になってしまったが 何のことは無い、フランスはボルドー産のワインが残っていたのを思い出し、チビチビと味わった ついでにチーズも 私はカマンベールか、むしろブルーチーズが好きなのだが、そういう気の利いたチーズは、あいにく、not available コスコで買った味気ない大型チーズである 「ジョセフィーヌ、今晩は勘弁してくれ」 そういえば小泉八雲はクレオール文化の研究家だった そういえば昔、オランダで山羊ヤギのチーズを買ったら独得なにおいがした 飾り窓で断られた課長がこの山羊のチーズを匂いが嫌で食べられないと言っていた 井上の祝杯から一夜明けて今日の昼、あまり酒を飲まない家内が珍しく缶の生ビールを二人で分けて飲もうと言う ところが、私はこれを断ってしまった なんと、あんな少量のワインを飲んだだけで、今日は、少し、二日酔いの手前、一日半酔い❓気味なのである もう、すっかり私のこの身体は、酒を受け付けなくなっていたのだ 我ながら驚きである 以前はあんなにアル中だったのに、急にこんなにまるで別人・聖人君子になってしまっては、当の本人の私が、何か、釈然としない気持ちである 世の中には、アル中で本当に困って、アル中相互扶助会のようなものに参加して、悩みを語り合っている人々に対しても、なんだか申し訳ない様な気持にもなって 本当に私って繊細だな
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