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ナランハさんとの会話 楽天ブログでは 当日以外の記事へのコメント、およびそれに対するレス こうした欧州が埋没しがちな構造になっている ブログの魅力の中心は、もちろん本文であるが 付随するコメントも、それがあってのブログだと思う そこでこれからは 取り上げるべき応酬があれば ・ いただいたコメント ・ それに対する私のレス それらを抽出して、独立した記事にすることにした ーーーーーーーーーー 昨日、ナランハさんからこのようなコメントをいただいた ―――― ナランハさんのコメント ―――― alexさんへ 比叡山や鞍馬の温泉などで、湯船でいろんな人と出会いました。 年に一ヶ月だけ仕事すればいい商売の人(牡蠣を扱う)とか、中華料理店の経営者とか 乳がん手術した人とか 面白く楽しい会話で 体と心の治療を兼ねる機会でした。 それがこの2年、コロナで「黙浴」の張り札が定着してからは会話はご法度に 高尾山の温泉 ようやく張り紙が無くなっても皆さん寡黙です。 外国人とは話しかけると会話が楽しめる。 文化圏は違っても、心の開口部がある点が共通している。 日本人は連れ立ってきた同志のみ会話。 それ以外は相変わらず押し黙ったまま 昨日は温泉の食事処でどこかの大学の引退世代の宴会が開催されてました。 酔いが回ると開放感で異常な嬌声が漏れ聞こえだす。 これも日本の宴会の特殊性かもしれない。 偶然、養老先生の『無思想の発見』に出会え、謎解きの最中です。 ―――― 私からのレス ―――― 養老 孟司さん たくさん本を出しているし You Tube でも数多くしゃべっている 私は、この人、もう一つ、ピンとこないんです まあ、それは私の好みですけど 基本、偉い先生のお説教ですよね 彼の代表作「バカの壁」 これは本人もそう認めている事ですけれど この本、彼自身が直接が書いたものでは無い 彼、あまり自分自身では書いていないようで 彼のいろんな講演などで話した内容を 新潮社、だったかな? の編集員が編集してまとめて いかにも彼が書いたような体裁にして本にしている 「バカの壁」以外の彼の著作と言われるものも ほとんど、そうじゃないかな? だから彼の本の文章は 自分自身で書いたものとは少し違った文章になっていると思います 密度が薄いというか、内容的に矛盾があるとか まあ、だからと言って彼の著作のコアな部分は、やはり彼の思想なんですが 日本人が無思想 私はこの頃目が悪いので本を読めない もちろん、この本も読んでいません 日本人が無思想 これは本当にそう思いますね 日本インは世界に冠たるノンポリ国民、でしょう(笑) 日本人と話し合っても、思想らしきものは発見できない(笑) 昔、フランスの女性大臣に、日本人は蟻みたいなものだ、と言われてしまって(笑) まあ、欧州は議論の地域ですからね 平凡な庶民でも意見を聞かれたら口角泡を飛ばして熱弁することが多い 居酒屋での私は、客と話しても手ごたえが無いというか 結局、私が一人でしゃべってしまったり だからもう、居酒屋にも行かなくなった たしかに日本人のコミュニケーションは 居酒屋などでの仲間内のコミュニケーションは盛んですが 外部の人間、初見の人間とはオープンな会話にはなりにくい シャイな国民性もあるでしょうが 欧州だと、会話をしないのは失礼になる、ぐらいの社会 ただ、これは、私がこのコロナ禍でひきこもりになったので 最新の状況に疎いための偏見かもしれない 最近の You Tube で 外国人観光客が 「日本人はシャイで閉鎖的だと聞いていたがそんなことはない みな、オープンで明るくてコミュニケーションしたがる」 と言ってるんです 驚きの変化かも 昔の話になりますが 私の前妻が日本で住んでいた頃は 電車に乗っても社内のすべての乗客の視線は彼女に(笑) もう珍獣扱いで彼女は怒ってました ようやく日本も開国したんだ(笑) ただまあ、会話と言っても、その人間に教養の蓄積が無ければ 会話にもなりませんよね 挨拶は会話ではない ・ 相手の心に響く話をする ・ 発見のある会話をする それが会話だと思います ブログでも同じことだと思います 私は結構、心を込めて書いているつもりではありますが ただ、どう受け止められているか? それを知る由はありません 自分の自己満足を垂れ流すだけでは 良いブログではない 自戒を込めて
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