共感力 共感力と言う能力について考えている 生存競争に生き残ったホモサピエンス 勝ち残った勝因については諸説ある サピエンス大全を書いたハラリは 「フィクション」をあげている ホモサピエンスの共同行動を可能にしたものは 「フィクションを信じた事」だという 現代生活の根底には 金・会社・法律 それらのフィクションが前提となっていて これ等のフィクションの存在は 考えてみれば 極めて奇妙な事ではあるのだが もし、それらを取り払ってしまえば ホモサピエンスは デズモンド・モリスの言うように ただの「裸のサル」なのかもしれない 例えば「金」 これがフィクションで無いとすれば いったい、何が、金の代わりになるのだろうか? よく漫画に描かれる 毛皮をまとった原始人が転がしている大きな石 あれが貨幣だとしても あの石が実質的な価値を持っているわけでもない とすれば 原始生活において有用な ・ 肉などの食料 ・ 毛皮 ・ 石器 それらが何らかの現実的な価値を持っている しかし、う~~ん それじゃ物々交換だよね だから 貨幣の発明以前の社会は 物々交換の社会だったんだ! 考えてみれば当たり前の事ではある 動物の世界でも 例えば高等動物のチンパンジー 彼等の世界なら、ある種の物々交換はありえるんだろう こう考えてみると フィクションの機能・効用って とんでもなく偉大な事 人類世界を とてつもなく効率化したわけだ 同じく法律 原始時代には「掟」かな? 動物社会にも掟はあると言えばある 勢力争いで勝ち残ったオスがメスを独り占めするとか(笑) ひとり占めじゃなくて、一匹占めか?(笑) しかし、法律と言う者まで高められるには 文字の発達が必須だったろうな 文字で表せられる掟が法律 その法律を法律たるべくするのは 動物の群れのボス 原始人のボスの会議・談合(笑) それが文字の発明によって 粘土板に刻まれたクサビ文字で法律となる とここまで愚考して来て 人類初の法律、とググってみると ーーーー 世界最古の法典は、ウル第3王朝初代のウル・ナンム(紀元前2115〜2095年)が制定したウル・ナンム法典と言われています。 また、バビロン王ハンムラビの治世(紀元前1792-1750年)の終わり頃に作られたハンムラビ法典は、ほぼ完全な形で残っている法典としては世界最古と言われています。 ハンムラビ法典は、高さ225cmの石柱に、くさび形文字で刻まれており、刑罰や土地所有、財産相続などについて詳しく規定されています。この法典には、次のような特徴があります。 刑法と民法と訴訟法が混在した原始的な法典 貴族や奴隷を含む階級社会を定めた法典 死刑の多い過酷な刑法を持つ法典 「目には目を、歯には歯を」という復讐法(同害報復)が規定されている 「正義と福祉を実現するために制定された」ことが明記されている ハンムラビ王の死後の王(統治者)もこの法典に従えと明記されている ーーーー
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.02 21:03:50
コメント(0) | コメントを書く
[H 【人類・人類史・ 脳科学・人種・民族】] カテゴリの最新記事
|
|