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うたたねの詩

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2020/08/16
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カテゴリ:BLACKLIGHT 再起
ヨーディは「あなた方のうちの誰か」として話を進めていく。
「このような形で訴えるべきではなかった。直訴するべきでした」
相手が黙っているのを見て、ヨーディは続ける。
フューリッドへの依頼を裏から手をまわして失敗させ、
問題を重症化させることで資金援助を取り付けようという作戦だったに違いない。
本来の目的を読まれ、ようやくあきらめたようだ。その顔は悔しさでゆがみ、
「直訴したところで何も変わらない。・・・変わらなかった」
だとしても、そのようなやり方では根本的な解決には至らない。
ヨーディたちもどうにかしたいと思い、一時的なものであっても、
滞在している間はお金を落とすことを念頭に置いている。
「完全な解決を目指すために、もうしばらく居させてもらいます」
ヨーディには考えがあり、交易交渉しようと画策している。
少なくともそれが終わるまではここにいることになる。
ヨーディは交渉内容を精査してひとりで出発準備に取り掛かる。

善は急げでヨーディは交渉に向かう。
「それで、わざわざその港町からやってきたというのか」
話を聞いたアロギラは難しそうな顔をしている。
ビルクは今、新しい店に出向いていて留守にしている状況だ。
判断についてはある程度任されているが、
利益のあるものでなければ認められるわけがない。
交易対象物としては主に海産物を考えているが、
加工しなければ内陸には運べない、というのが壁になっている。
「何とかして新鮮なまま運べれば、大きな利益となるはず」
その利益のためにビルクたちも全く考えていないというわけではなく、
どうすれば生きたまま運べるのか、頭を悩ませているのも事実。
ヨーディたちにとってその方法がまだ見つかっていないというのは、
交渉の余地があるということにもなるが・・・。
アロギラは試した方法を順番に説明していく。
ただ水槽に入れただけではうまくいかず、途中で水を入れ替える必要がある。
思いついた方法の中で実行できないこともある。
「水路を造って運ぶことができれば・・・」
それはヨーディたちも考えていたことである。
「これには根本的に問題がある。金がかかりすぎることだ。
 フューリッドに頼まないと無理であろうな」





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Last updated  2020/08/16 12:00:05 AM
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