|
カテゴリ:映画・TV・アニメ...ヲタクですか?
最近、TVのCMを見ていて気持ち悪いなぁって思うことがあります。 「お口くちゅくちゅ」の『口腔洗浄液』とか、「なんとか粒子で歯が真っ白」の『歯磨き粉』とか、「毛先が歯垢を掻き出して歯周病予防」の『歯ブラシ』といった、マウスケア商品のCMなんかに多く見られるのですが... 洗浄・殺菌効果のモデル図のCG...あれが気持ち悪いんです。 口の中の黴菌や汚れが気持ち悪いわけではありません。 思い出してみてください、あの洗浄シーン。 歯に一杯、茶色だのクリーム色だの歯垢や汚れがこびりついてて、そこに『洗浄液』がザバァ~っと押し寄せて汚れを押し流したり、毛先に工夫を凝らした『歯ブラシ』が歯と歯茎の隙間の汚れを掻き出したり... そこまではいいんです。 問題はその後... 汚れを残すなよ! あのテのCG、汚れの取れたところはピッカピカに光っているのに、必ず端っこの歯の隙間付近に汚れが残っています。 あぁ~~~~、気持ち悪い!!! 3枚刃で深剃りOKのヒゲ剃りは、ヒゲ残すし... 毛穴の汚れを掻き出すという洗顔フォームは、毛穴に汚れ残すし... そうでない説明図には下にちっこく『イメージ図』... 10年ほど前から問題になりだしたPL法の影響なんですかね? それともJARO? 100%除去できないのに除去できるような映像を流すと、誇大広告になってしまうからというのは、わかりますが... 「100%除去はできません」って一文入れりゃ済むんじゃないんですかね? あれでお口すっきりのCG出したら、『誇大広告』になるんですか? 消費者から「100%取れないじゃないか!」って苦情来るんですか? じゃあ、「旨い」だの「安い」だの「早い」だのといった文言なんて使えないんじゃないの? 昔のCMは堂々としたもんだったんですけどね。 なんていうか、自社製品に対する絶対的盲目的な自信というか...それこそ、「そうか?」ってクビをかしげたくなるようなことを、きっぱりと言い切ってました。 『象が踏んでも壊れない』とか、 『いつかはクラウン』とか、 『イオナ、私は美しい』とか(爆)。 それに比べると今のCMのイメージって、 『これを使うと限りなく100%に近いんだけど、ホントは99.99%っていうか、でもフィーリングはパーフェクトぽくね?』 って感じでイライラします。 それこそ奥歯にものが挟まったような表現で気持ち悪い... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[映画・TV・アニメ...ヲタクですか?] カテゴリの最新記事
|